TenFourFox と Camino については pal さんの説明で理解してください。その上で、Camino についての質問がありましたら
MozillaZine.jp その他 フォーラムで質問いただければと思います。
申し訳ないですが TenFourFox は Mozilla 製品ではないため、MozillaZine フォーラムで質問を控えてください。
そうは言っても事情は判りますし、私自身がメインマシンではないものの、現役で PPC G5 Mac を使い続けているので少し書かせていただきます。
まず、Mac OS 10.5 Leopard は 10.7 Lion がリリースされ半年以上経過し、セキュリティアップデートや OS 機能としての QickTime や Safari のアップデートも行われなくなっていることから、実質 Apple のサポートは終了したと思ってよいと思います。また Flash Player も 10.0.x で開発が途絶え、メンテナンスは行われていません。
こういった環境でインターネット利用を続けるリスク(ご自身はもちろん、他の利用ユーザへの影響も含め)をよく理解してください。
と云うことを前提に、TenFourFox は初期設定で開発終了となった Flash Player plugin を無効化しています。これを有効化して発生する諸問題は全て自己責任となりますし、不具合への修正も行われません。これは TenFourFox の注意書きにもあったはずです。
Camino 2.1.x は PPC Mac を含め Mac OS 10.5 での動作を保証した Mozilla 派生製品で、開発は停滞気味ではあるものの続いています。ですが、Camino 2.1.x は Firefox 3.6.x をベースとしているため、大元の Firefox 3.6 シリーズのメンテナンス終了が決定した現在、その先行きは全く不明であり、今時点で最新の Firefox 3.6.27 に相当するセキュリティ修正も行われていません。(これは Camino チャンネル辺りを読んでいただければ、開発側の苦悩も判るかと思います)
その Camino も、基本的には Flash コンテンツをブロックするように設定されています。また本家 MozillaZine の Camino フォーラムを見ていると、QuickTime に関係する不具合もポストされていたりします。これらの問題は現状の Camino の開発ペースをみる限り、そう簡単には修正されそうにありませんし、ユーザ側で回避できる問題とも思えません。
Camino ついても、こういった問題(コンテンツが表示できない、利用できないサイトがある、処理が完了しない等々)を含んでいることを理解した上で Web 利用を続けるものだと、私は認識しています。
pal さんが書きました:
浦島太郎かも(hiro さんが書きました:
私の様な、PowerPC_G4_MacOSX10.5.8ユーザーは、
今後、どのブラウザを使うのが、一番安全でしょうか?
現時点では、CaminoかTenFourFoxでしょう。
ただし、OSのサポートが切れるまでの話です。
(もし、10.5.8のサポートが既に切れているのであれば、どれを使っても危険です。)
結論としては pal さんのおっしゃっているとおりだと思います。
Mozilla では Mac OS 10.5 Leopard 自体のサポ−トを止めてはどうかという議論も始まっていますし、今後を考えると出費は必須ですが、最低でも Core 2 Duo を搭載した Mac OS 10.6 が利用可能なマシンを入手され、環境移行されるほうが良いのではないでしょうか。(Mac OS X Mountain Lion のプレビューも始まっているため、10.6 Snow Leopard も先は長くなさそうに思いますが…)
最後に、pal さんも書かれていますが、TenFourFox と Firefox (2.0.x や 3.6.x) をアプリケーションの起動だけで使い分けることは危険です。
理由は、どの Firefox を起動したとしても同一のプロファイルを使用するため、バージョンアップ/ダウンしたことによる不具合発生の可能性が高く、そのことにより本当の不具合が判断できなくなる場合があります。
テストされる場合は、必ず Firefox のバージョンに合わせたプロファイルで起動して確認してください。