Neo さんが書きました:
レベル6でのIMGのALT属性に付きましては大部分は意図的に記述しておりません。そもそもCSSファイルでbackground-image:url(uri);と指定した画像にはALT属性という概念自体ありませんし。
オフトピですが。alt属性は必須です。これはHTMLの基本中の基本です。画像が読み込めない場合に意味をなさない画像で、画像の存在すらユーザに通知する必要がないのであれば、|alt=""|と空文字列を指定しなくてはいけません。
これは、alt属性を指定していない不正なHTML文書をユーザのためにUAがレンダリングする際に、ユーザに画像の存在を知らせるためにファイル名や画像があることを示すアイコンを表示するという動作の抑制にもつながります(実際にはUA依存ですが)。
もし、ファイル名が自動で表示された方が良いと感じる場合なら、やはり他に適当なalt属性を設定すべき状況だと言えます。特殊な状況を除き、ファイル名等がユーザにとってよいキャプションであることはあり得ません。
ちなみに、CSSは意味を定義するのではなく、プレゼンテーションの指定のためのものです。CSSでしか表現できない部分、たとえばこの背景画像に意味を持たせてはいけません。そうしなくてはいけない、と感じるのであれば、それはそのページの設計自体が根本的に間違っています。
Neo さんが書きました:
CSSを参照するID属性は何回出現しても問題はないので将来的にはDTDの変更も有り得るのではないでしょうか。
あり得ません。本気でそう思われるのであれば、下手に自分の解釈を仕様より優先すべきではありません。どれほどの数の優秀なエンジニアが関わってWeb標準仕様を組み上げているか考えてみれば、一個人の知識量で問題無いと思えてしまう制約等が何の意味も無く存在するとは思えなくなると思います。
Neo さんが書きました:
◎ホワイトスペースについて
厳密なことは分りませんが(ブラウザ依存という話も聞きます)、概略としてHTMLでは[space],[tab],[cr],[lf],[ff]などのホワイトスペースは、行頭行末では無視され、連続したとしても一個のホワイトスペースにまとめられて最終的に[space]一個で表示されるもの、と理解しています。行末のホワイトスペースには改行そのものは含まれない、よって改行が一個の[space]になるというように思われるのですがこの解釈でよいのかどうか、正確なことをご存知の方に解説をお願いしたいと思います。
実際には難しい問題も色々あるので実装依存と考えた方が良いです。というか、この辺、仕様書にもきちんと書かれているので仕様書をまずは読みましょう。
で、本題。
FirefoxのWebページの完全保存の発想は、表示されているWebページをいつでも同じ表示で再現できるようにイメージを保存するもの、と考えてください。このためファイル間の位置関係の変更や、DOMツリーからソースコードを再構築することによる差が出ます。これはFirefoxの仕様上の問題であって、オリジナルとは異なるソースコードになるのはバグではありません。Webサイトにあるソースコードそのものを保存する必要があるのであれば、HTMLファイルを単体で保存してください。これはソースコードに改変無く保存できることを命題としています。
ただし、完全保存で見た目が変わることがあるのであればそれはバグです。それは、ローカルで同じページを再現するという目的を果たせていないからです。