検索フォルダ機能を多用している人は多いと思われますが Thunderbird 3 では
一部条件項目が追加されました。

・迷惑メール確率 - 一致・以上・以下 - 数値
・迷惑メールの判別元 - 一致・異なる - プラグイン・フィルタ・ホワイトリスト・ユーザなど

　　[img]http://img198.imageshack.us/img198/2834/msgfolderserach00.png[/img]


おもしろそうなのは「迷惑メール確率」です。

[以上]の条件で[10]を設定して検索すると数通ヒットしました。
おそらくこれは迷惑メールと判定される確率が 10% 以上のメッセージがあると
いう結果なのでしょう。

さっそくヒットしたメッセージを一旦迷惑メール判定後に解除の処理をすると
同条件で検索しても出てこなくなりました。
おそらくスパムフィルタで学習させた結果が反映したのでしょう。

直接的な方法ではありませんがスパムフィルタがどの程度学習計算しているの
かを検索フォルダ機能を利用して伺い知ることができます。
「迷惑メールの判別元」条件もフィルタ設定条件やホワイトリストのデータが間
違っていないかを確かめることができそうです。

これらの追加された条件をうまく利用すれば誤判定や誤振り分けをチェックす
るのに有効かも知れません。
　
　
尚、本日ナイトリーが beta 4pre から 3.0pre になりました。
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.4pre) Gecko/20090916 Shredder/3.0pre