先方(① Firefox Release フランス語版ユーザーで、グループポリシーなどの高度なカスタマイズを施している、② ESR リリースサイクルを嫌っている、③ Windows 7 ユーザー、④ VPN を回避している、⑤ 国立大学教授を退官し、デジタルテクノロジーのスキルも高い老人)への返信文を推敲し、
下記のように書き換えました。
-------------
Windows 版の公式システム要件は、
Windows10 or later(64 bit only)と明示されていますが、
Windows 7 or later(32-bit and 64-bit)でも支障はないと思われます。
恐らく、
Microsoft がサポート終了を宣言した「Win 7 x86」等を開発・テスト環境で使用するためには、
Microsoft と(高額な)有償サポート契約が必要になるため、
開発側が動作確認できるのは「Win 10 x64」以降になってしまうからと思われます。
その根拠:
● Mullvad Browser は、
Mozilla Firefox Extended Support Release(ESR)の最新バージョンをプラットフォームとしており、そのブラウザ「Firefox ESR のシステム要件」に準じます。
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/1 ... uirements/現行の「esr102.x」は
Windows
Operating Systems (32-bit and 64-bit)
Windows 7 or later
次期のマイルストーンバージョン「esr115.x」も現行同様でシステム要件に変更がないようです。
● インターネットにアクセスするために使用するネットワークで「Mullvad VPN」を利用した場合であっても、そのプロトコルは「WireGuardとOpenVPN」を利用しています。
@TelV、
https://www.ghacks.net/2023/04/03/mullv ... nt-4563194@Keith、
https://www.ghacks.net/2023/04/03/the-m ... nt-4563361のコメントからも「Windows 7 or later」で問題はないと思われます。
備考:
● 「Mullvad Browser」には、VPN ソフトウェアは同梱されていません。
● Mullvad Browser (made in Sweden)は、
Tor Project(Tor Browser を開発サポートする)とのコラボレーションにより、
Mozilla Firefox Extended Support Release(ESR)の最新バージョンをプラットフォームとして、トラッキングやフィンガープリントを最小限に抑えるために開発されました。
※意図的に英語版(en-US)のみをリリースしています。
また、最良の「プライバシー保護」を実現するためには、
「IP アドレス」対策だけではなく、
「ブラウザフィンガープリント」対策も重要な課題なので、
「拡張機能の追加」や「カスタマイズ」はせずに、
デフォルトのままでの(画面サイズも含め)使用が推奨されています。
https://mullvad.net/en/help/tag/mullvad-browser/#106Mullvad Browser:概要
https://mullvad.net/en/download/browser/windowsMullvad Browser の詳細
https://mullvad.net/en/browserMullvad Browser の詳細:設定と変更のリスト
https://mullvad.net/en/browser/hard-factsFAQ:Mullvad Browser
https://mullvad.net/en/help/tag/mullvad-browser/● Mullvad Browser プロジェクトは
Tor Project との連携で「プライバシー保護の重要性に焦点を当て、それを啓蒙し、誰にとっても使いやすいブラウザを提供する」ことを使命として、開発サポートがされるようです。
そのため、このプロジェクトで公開されるブラウザは「万人向けの仕様」を「default」で定義しているようです。
● Mullvad Browser の「default」に於ける
プラットフォーム Mozilla Firefox ESR に施した変更点:設定と変更のリスト
https://mullvad.net/en/browser/hard-facts● Tor Browser と Mullvad Browser の違いは何ですか?
https://mullvad.net/en/help/tag/mullvad-browser/#94違いは、インターネットにアクセスするために使用するネットワークです。
○ Tor Browser は、Tor ネットワークを通じてインターネットに接続します。
○ Mullvad Browser は、Tor ネットワークを利用せずに、VPN(「Mullvad VPN」に限定されない)を通じてインターネットに接続することを前提に設計されています。
● Tor Browser との相違点
○ Tor Network のパッチがない
○ 多言語対応なし
○ オンボーディングパッチなし
○ ブランド/インストーラのメタデータが異なる
○ WebRTC が有効になっている
○ Web Audio API が有効(WebRTCに必要)
○ uBlock Origin / Mullvad ブラウザ拡張機能を実装
○ 実装されている NoScript ブラウザ拡張機能の「Cross-tab Identity Leak Protection」はデフォルトで無効
○ Mullvad DoH を実装
○ Tor Browser 特有の暗号通貨をターゲットにしたプロテクションが削除されます。
○ ドラッグ&ドロップのプロテクトがない(特定のプロキシバイパス対策である)
○ ダウンロード警告ポップアップ(ダウンロードを開くには Tails を使用する必要があることを示すポップアップ)が出ない
Mullvad Browser 使用上の注意事項:
出典:公式 FAQ から
https://mullvad.net/en/help/tag/mullvad-browser/「ブラウザフィンガープリント」対策を最重視しての設計なので、IPアドレスはマスキングされません。
データコレクターやマスモニターが、IP アドレスからあなたを特定することを回避するために(そしてあなたの ISP からあなたのトラフィックを隠すために)、信頼できる「VPN」を使用されることを強くお勧めします。
下記は、試用してみたインプレッションです。あなたのご参考になれば:
Mullvad Browser の「公式」情報に従い、
テーマ、フォント、画面サイズ、など Settings(設定)のすべてを「デフォルト」のままで、
拡張機能も追加せず、カスタマイズもせずに使用しています。
●即座に、ブラウザが(再)起動します!
●一瞬で(ブラウザの再起動で)すべてのデータを消去します。ツールバーの[New Identity]ボタンを押下すれば、一瞬でブラウザが再起動し、すこぶる使い勝手が良い。
●デフォルトでは、ブックマーク機能と検索機能が不便だったので、
ブックマーク(アイコン)とサーチ(アイコン)をツールバーに配置しました。
デフォルトでは「個人的な好み」を我慢せざるを得ず、
ブラウザ拡張機能「ツリースタイルタブ、ClearURLs、Cookie AutoDelete、Dark Background and Light Text、Feedbro、などなど」を絶対的に必要とも思っていましたが...。
一途に、一週間ほど使い続けてみたところ、違和感が失くなってきました。
今後も「Mullvad Browser」をデフォルトのままで使用するつもりです。
VPN は、AdGuardVPN(パーソナルVPN を構築し、AdGuard VPN IPSec オンデマンド接続)を利用。
総合的な対策として、システムレベルで「simplewall、AdGuard、AdGuardVPN、WPD、KeePass Password Safe 2」を適用し、ブラウザを補完しています。
AdGuard は当初「無料版」を使用。満足し気に入ったため、80%オフの特別セール(年二回、ブラックフライデーとイースターに実施)時に永久ライセンスを取得。常用機「iPad」も対策できました。
以上
明日の午後にでも、英文で「Reply」を予定します。
先方(① Firefox Release フランス語版ユーザーで、グループポリシーなどの高度なカスタマイズを施している、② ESR リリースサイクルを嫌っている、③ Windows 7 ユーザー、④ VPN を回避している、⑤ 国立大学教授を退官し、デジタルテクノロジーのスキルも高い老人)への返信文を推敲し、
下記のように書き換えました。
-------------
Windows 版の公式システム要件は、
Windows10 or later(64 bit only)と明示されていますが、
Windows 7 or later(32-bit and 64-bit)でも支障はないと思われます。
恐らく、
Microsoft がサポート終了を宣言した「Win 7 x86」等を開発・テスト環境で使用するためには、
Microsoft と(高額な)有償サポート契約が必要になるため、
開発側が動作確認できるのは「Win 10 x64」以降になってしまうからと思われます。
その根拠:
● Mullvad Browser は、
Mozilla Firefox Extended Support Release(ESR)の最新バージョンをプラットフォームとしており、そのブラウザ「Firefox ESR のシステム要件」に準じます。
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/102.9.0/system-requirements/
現行の「esr102.x」は
Windows
Operating Systems (32-bit and 64-bit)
Windows 7 or later
次期のマイルストーンバージョン「esr115.x」も現行同様でシステム要件に変更がないようです。
● インターネットにアクセスするために使用するネットワークで「Mullvad VPN」を利用した場合であっても、そのプロトコルは「WireGuardとOpenVPN」を利用しています。
@TelV、
https://www.ghacks.net/2023/04/03/mullvad-browser-privacy-friendly-browser-launched/#comment-4563194
@Keith、
https://www.ghacks.net/2023/04/03/the-mullvad-browser-a-privacy-focused-browser-designed-to-reduce-your-fingerprint/#comment-4563361
のコメントからも「Windows 7 or later」で問題はないと思われます。
備考:
● 「Mullvad Browser」には、VPN ソフトウェアは同梱されていません。
● Mullvad Browser (made in Sweden)は、
Tor Project(Tor Browser を開発サポートする)とのコラボレーションにより、
Mozilla Firefox Extended Support Release(ESR)の最新バージョンをプラットフォームとして、トラッキングやフィンガープリントを最小限に抑えるために開発されました。
※意図的に英語版(en-US)のみをリリースしています。
また、最良の「プライバシー保護」を実現するためには、
「IP アドレス」対策だけではなく、
「ブラウザフィンガープリント」対策も重要な課題なので、
「拡張機能の追加」や「カスタマイズ」はせずに、
デフォルトのままでの(画面サイズも含め)使用が推奨されています。
https://mullvad.net/en/help/tag/mullvad-browser/#106
Mullvad Browser:概要
https://mullvad.net/en/download/browser/windows
Mullvad Browser の詳細
https://mullvad.net/en/browser
Mullvad Browser の詳細:設定と変更のリスト
https://mullvad.net/en/browser/hard-facts
FAQ:Mullvad Browser
https://mullvad.net/en/help/tag/mullvad-browser/
● Mullvad Browser プロジェクトは
Tor Project との連携で「プライバシー保護の重要性に焦点を当て、それを啓蒙し、誰にとっても使いやすいブラウザを提供する」ことを使命として、開発サポートがされるようです。
そのため、このプロジェクトで公開されるブラウザは「万人向けの仕様」を「default」で定義しているようです。
● Mullvad Browser の「default」に於ける
プラットフォーム Mozilla Firefox ESR に施した変更点:設定と変更のリスト
https://mullvad.net/en/browser/hard-facts
● Tor Browser と Mullvad Browser の違いは何ですか?
https://mullvad.net/en/help/tag/mullvad-browser/#94
違いは、インターネットにアクセスするために使用するネットワークです。
○ Tor Browser は、Tor ネットワークを通じてインターネットに接続します。
○ Mullvad Browser は、Tor ネットワークを利用せずに、VPN(「Mullvad VPN」に限定されない)を通じてインターネットに接続することを前提に設計されています。
● Tor Browser との相違点
○ Tor Network のパッチがない
○ 多言語対応なし
○ オンボーディングパッチなし
○ ブランド/インストーラのメタデータが異なる
○ WebRTC が有効になっている
○ Web Audio API が有効(WebRTCに必要)
○ uBlock Origin / Mullvad ブラウザ拡張機能を実装
○ 実装されている NoScript ブラウザ拡張機能の「Cross-tab Identity Leak Protection」はデフォルトで無効
○ Mullvad DoH を実装
○ Tor Browser 特有の暗号通貨をターゲットにしたプロテクションが削除されます。
○ ドラッグ&ドロップのプロテクトがない(特定のプロキシバイパス対策である)
○ ダウンロード警告ポップアップ(ダウンロードを開くには Tails を使用する必要があることを示すポップアップ)が出ない
Mullvad Browser 使用上の注意事項:
出典:公式 FAQ から https://mullvad.net/en/help/tag/mullvad-browser/
「ブラウザフィンガープリント」対策を最重視しての設計なので、IPアドレスはマスキングされません。
データコレクターやマスモニターが、IP アドレスからあなたを特定することを回避するために(そしてあなたの ISP からあなたのトラフィックを隠すために)、信頼できる「VPN」を使用されることを強くお勧めします。
下記は、試用してみたインプレッションです。あなたのご参考になれば:
Mullvad Browser の「公式」情報に従い、
テーマ、フォント、画面サイズ、など Settings(設定)のすべてを「デフォルト」のままで、
拡張機能も追加せず、カスタマイズもせずに使用しています。
●即座に、ブラウザが(再)起動します!
●一瞬で(ブラウザの再起動で)すべてのデータを消去します。ツールバーの[New Identity]ボタンを押下すれば、一瞬でブラウザが再起動し、すこぶる使い勝手が良い。
●デフォルトでは、ブックマーク機能と検索機能が不便だったので、
ブックマーク(アイコン)とサーチ(アイコン)をツールバーに配置しました。
デフォルトでは「個人的な好み」を我慢せざるを得ず、
ブラウザ拡張機能「ツリースタイルタブ、ClearURLs、Cookie AutoDelete、Dark Background and Light Text、Feedbro、などなど」を絶対的に必要とも思っていましたが...。
一途に、一週間ほど使い続けてみたところ、違和感が失くなってきました。
今後も「Mullvad Browser」をデフォルトのままで使用するつもりです。
VPN は、AdGuardVPN(パーソナルVPN を構築し、AdGuard VPN IPSec オンデマンド接続)を利用。
総合的な対策として、システムレベルで「simplewall、AdGuard、AdGuardVPN、WPD、KeePass Password Safe 2」を適用し、ブラウザを補完しています。
AdGuard は当初「無料版」を使用。満足し気に入ったため、80%オフの特別セール(年二回、ブラックフライデーとイースターに実施)時に永久ライセンスを取得。常用機「iPad」も対策できました。
以上
明日の午後にでも、英文で「Reply」を予定します。