横から失礼します。
ぼくの環境(Windows XP)では、Thunderbird 3.0 系のアカウント自動設定が成功したためしがありません(苦笑)。
Mozilla のプロバイダデータベースに載っていないと思われるマイナーなプロバイダの場合、だいたい失敗します。
失敗というのは、アカウントが作成できないのではなく、誤った情報で作成されてしまうという意味です。
なので、最初から手動設定を前提に、次のように対処しています。
ぼくの経験の範囲ですが、Mac 環境でも使える点があれば参考にしてください。
(1)新規アカウントを作成するとき、起動したウィザードの最初の画面で
[あなたの名前]
[メールアドレス]
[パスワード]
の 3 項目のうち、上 2 つを入力すれば次に進めるので、[パスワード] を未入力のまま次のステップへ進む。
(2)次の画面が開くと同時に、入力情報からサーバデータを検索し始めるが、そこで [中止] を押す。
すると、その画面での自動検索が停止し、グレーアウトしていた項目が入力可能な状態になる。
ここで設定できるものはしてしまってもいいが、最低限サーバーの種類で [POP] か [IMAP] かを選択したうえで左下の [詳細設定] を押す。
(3)Thunderbird の [アカウント設定] 画面が開く。
登録するつもりだったアカウントの基本項目はできているので、受信サーバー、送信サーバーの各設定を手動で完了させる。
(4)パスワードは、最初にそのアカウントで受信操作をしたときに尋ねてくるので、そこで入力・記憶を実行すれば、以降は尋ねず自動的に受信してくれる。
(パスワードを最後に持ってくるのは、上記のウィザードの過程で不適切なサーバー+ユーザー+パスワードの組み合わせが記憶されると後で面倒なことが起こるケースがあるため、ぼくは手動アカウント設定を確実に終えたのちに対応するパスワードを記憶さるようにしています。)
※ポイントは、(2)で [キャンセル] ではなく [中止] を押すことでしょうか。
(参考 ― Thunderbird 3.0 系のスクリーンショットを掲載しているページの一例。操作手順は参考にしない)
http://heteml.jp/support/manual/mail/thunderbird3/