少し時間が経っていますが...。
フィードアカウントで、新着記事があったときに音を鳴らすことはできます。
オプション設定の [詳細] -> [高度な設定] -> [設定エディタ] から about:config ウィンドウを開き、検索欄に mail.feed.play_sound と入力すると、下欄に同名の設定項目が表示されます。
mail.feed.play_sound の初期値は false になっているので、この項目名をダブルクリックするか、右クリックから [切り替え] を実行して、値を ture に変更してください。 about:config ウィンドウを閉じ、念のため Thunderbird を再起動したあと、フィードの受信を実行してください。 新しい記事があって、そのフィードデータがダウンロードされたとき、オプションの [新着メッセージの通知] で設定した音が鳴るはずです。
mail.feed.play_sound の値が true になっていても音が鳴らない場合は、何らかの障害が起こっているのかもしれません。 そのときは、別途トラブルシューティングをおこなう必要があると思います。
(注) [設定エディタ](= about:config )を開いたとき最初に表示される注意書きを、よく読んでから次に進んでください。 今回のように、決まった設定項目だけを操作する分にはそれほど神経質になることはありませんが、不用意な操作は不具合を誘発することがあるので、注意してください。
(補足説明) Thunderbird のフィードアカウントは、電子メール的な感覚で使えるフィードリーダーとして機能しますが、Thunderbird の根幹にあるのはフィードリーダーではなくメールクライアントとしての性質です。メールアカウントで使える機能のすべてを、フィードアカウントでフルに使えるわけではないことにご留意ください。
電子メールのデータは、メールサーバー上にあるときから、電子メールの規格に基づいたデータ構造を持っています。つまり、ヘッダパートとボディパートの区別があり、ヘッダパートには From や Subject などのヘッダが存在します。 一方、フィードデータは、ウェブサーバー上にあるときは RSS や Atom などのフィードフォーマットの仕様に基づいたデータ構造を持っています。 例えば、件名は " <title>件名</title> " 、差出人は " <dc:creator>差出人</dc:creator> " のように定義されていて、電子メールような " Subject: 件名 " 、" From: 差出人 "という構造にはなっていません。 Thunderbird は、取得したフィードデータに対し、電子メール的に扱えるようフォーマットを変換したり、管理用のメールヘッダを追加します。
完全に Thunderbird の管理下に置かれたフィードデータは、ほぼ電子メール的に扱えますが、ウェブサーバーから Thunderbird にフィードデータを取り込む境界部分、つまり「受信」中の動作については、フィードフォーマットからメールフォーマットに変換されるタイミング等の条件によって、メールアカウントで通用する機能が働かないものがあります。その一例が [デスクトップ通知] なのだと思います。 通知音については、データのダウンロードをトリガーにできるので、既定の設定値を変更することで、フィードアカウントでも音を鳴らすことができるのでしょう。
くり返しになりますが、電子メールとフィードは元来、まったく異なる仕組みです。 Thunderbird はフィードを扱う機能を持っていますが、IMAP や POP といったメール受信用プロトコルでの動作を前提にした機能が、http でアクセスするフィードアカウントで同等に動作するとは限りません。 メールアカウントとフィードアカウントの違いを念頭に置いた上で、フィードアカウントの活用方法を工夫してみてください。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
(おことわり) 現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。
少し時間が経っていますが...。
フィードアカウントで、新着記事があったときに音を鳴らすことはできます。
オプション設定の [詳細] -> [高度な設定] -> [設定エディタ] から about:config ウィンドウを開き、検索欄に mail.feed.play_sound と入力すると、下欄に同名の設定項目が表示されます。
mail.feed.play_sound の初期値は false になっているので、この項目名をダブルクリックするか、右クリックから [切り替え] を実行して、値を ture に変更してください。 about:config ウィンドウを閉じ、念のため Thunderbird を再起動したあと、フィードの受信を実行してください。 新しい記事があって、そのフィードデータがダウンロードされたとき、オプションの [新着メッセージの通知] で設定した音が鳴るはずです。
mail.feed.play_sound の値が true になっていても音が鳴らない場合は、何らかの障害が起こっているのかもしれません。 そのときは、別途トラブルシューティングをおこなう必要があると思います。
[color=red](注)[/color] [設定エディタ](= about:config )を開いたとき最初に表示される注意書きを、よく読んでから次に進んでください。 今回のように、決まった設定項目だけを操作する分にはそれほど神経質になることはありませんが、不用意な操作は不具合を誘発することがあるので、注意してください。
(補足説明) Thunderbird のフィードアカウントは、電子メール的な感覚で使えるフィードリーダーとして機能しますが、Thunderbird の根幹にあるのはフィードリーダーではなくメールクライアントとしての性質です。メールアカウントで使える機能のすべてを、フィードアカウントでフルに使えるわけではないことにご留意ください。
電子メールのデータは、メールサーバー上にあるときから、電子メールの規格に基づいたデータ構造を持っています。つまり、ヘッダパートとボディパートの区別があり、ヘッダパートには From や Subject などのヘッダが存在します。 一方、フィードデータは、ウェブサーバー上にあるときは RSS や Atom などのフィードフォーマットの仕様に基づいたデータ構造を持っています。 例えば、件名は " <title>件名</title> " 、差出人は " <dc:creator>差出人</dc:creator> " のように定義されていて、電子メールような " Subject: 件名 " 、" From: 差出人 "という構造にはなっていません。 Thunderbird は、取得したフィードデータに対し、電子メール的に扱えるようフォーマットを変換したり、管理用のメールヘッダを追加します。
完全に Thunderbird の管理下に置かれたフィードデータは、ほぼ電子メール的に扱えますが、ウェブサーバーから Thunderbird にフィードデータを取り込む境界部分、つまり「受信」中の動作については、フィードフォーマットからメールフォーマットに変換されるタイミング等の条件によって、メールアカウントで通用する機能が働かないものがあります。その一例が [デスクトップ通知] なのだと思います。 通知音については、データのダウンロードをトリガーにできるので、既定の設定値を変更することで、フィードアカウントでも音を鳴らすことができるのでしょう。
くり返しになりますが、電子メールとフィードは元来、まったく異なる仕組みです。 Thunderbird はフィードを扱う機能を持っていますが、IMAP や POP といったメール受信用プロトコルでの動作を前提にした機能が、http でアクセスするフィードアカウントで同等に動作するとは限りません。 メールアカウントとフィードアカウントの違いを念頭に置いた上で、フィードアカウントの活用方法を工夫してみてください。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
(おことわり) 現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。
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