横から失礼します。
ぼくも、kiki さんと meeyar さんが仰っていることに同感です。
tonakai さんが書きました:
thunderbird のプロファイルを新規で作成して新プロファイルからHTMLのリンクは開く事が
確認できましたので、Windows側の関連付けではないと思います。
tonakai さんが書きました:
セーフモードでも再現しました。
という状況なら、アドオン(拡張機能)の影響とは別の部分で、設定ファイルに障害や不整合などが生じている可能性が考えられます。
tonakai さんが書きました:
network.protocol-handler.warn-external.http
network.protocol-handler.warn-external.https
はtrue
になっています。
すでにご指摘があるように、この設定項目の初期値は false です。
これは隠し設定なので、ユーザーが意識的に変更するか、何らかのアドオンによって変更されたのでない限り、普通は true にはなりません。
この設定項目が初期値であれば、Thunderbird 上で http や https のリンクをクリックすると、自動的にシステムで設定された既定のブラウザが呼び出され、URL が渡されます。
しかし、この設定項目が true になっていると、http や https のリンクに対する動作が実行されるときに確認画面が出ます。
この確認画面で、下段にある [今後 **** リンクは同様に処理する](**** はプロトコル名)にチェックを付けて [OK] を実行すると、そのタイプ別の独自動作が Thunderbird に登録され、以後はこの内容が優先されます。
この設定内容は、[オプション] -> [添付ファイル] -> [受信] に反映されます。[ファイルの種類] と [動作設定] に関するものですが、この [ファイルの種類] にはプロトコルも含まれます。
tonakai さんが書きました:
オプションの添付ファイル設定ですが、
httpはFirefoxで開く
httpsの項目はありませんでした。
というのは、上述の結果なのだと推測されます。
通常、 [添付ファイル] -> [受信] の [ファイルの種類] に http は存在しませんし、存在しなくても OS 側の設定に不備がなければ、システム既定のブラウザとの連携は初期状態で取れているはずです。
問題は、この後付けで登録された [ファイルの種類] と [動作設定] の内容に、設定条件の不足や矛盾や競合があったりすると、結果的に http や https のリンクをクリックしたときに無反応になるケースがありえることです。
たとえ意図したものでなくても、中途半端な設定や競合する設定を登録してしまったのだとしたら、その結果として「HTMLリンクが開かない」状態が起こっている可能性は十分考えられます。
network.protocol-handler.warn-external.* の値を後から初期値に戻しても、一度登録された http プロトコルに対する Thunderbird 独自の動作設定は、自動的に解除されるわけではありません。
tonakai さんが書きました:
メール数が多いのでできれば、設定で回避したいと思っています。
現時点で提示されている情報から推測する限り、通常は変更されえない設定が他にも変更されている可能性を否定できないので、それらの有無の点検と正常化を自力で実行できないのなら、新しいプロファイルに引っ越したほうが安全だとぼくも思います。
しかし、どうしても現行プロファイルの設定で回避したいのなら、次の2点を操作してみることで改善できる可能性は残されていると思います。
(1)[設定エディタ] からプロトコル・ハンドラに関する設定項目をすべて初期化する。
設定エディタ(about:config )の検索欄に
network.protocol-handler.
と入力し、リストアップされた全項目の中で太字(変更済み)となっている項目を、右クリックから [リセット] し、すべて初期値に戻します。
(2)[添付ファイル] 設定の [ファイルの種類] から http を削除する。
[オプション] -> [添付ファイル] -> [受信] の画面上で、[ファイルの種類] に存在する http の項目に対し、[動作設定] から [動作設定を削除する] を選択・実行します。くり返しますが、この設定内に http の項目がなくても、http リンクを既定ブラウザで開くことは初期条件で満たされています。
(変更後、Thunderbird を再起動してください。)
この2つを施すことで、
http リンクに対する Thunderbid の動作 は初期状態に戻ります。
すなわち、この部分に関しては新しいプロファイルと同等の条件になるはずですから、隠れた原因がほかにないのであれば、現行プロファイルでの改善が望めるかもしれません。
一方、これで改善できないなら、もっと複雑な問題が起こっていることになるので、後のちの安定性を考えると素直に新しいプロファイルに引っ越した方がいいと思います。
とりあえず以上です。的外れな話だったらすみません。