※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントは IMAP か POP かといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。少し時間が経っていますが、リプライがないようなので......。
ご利用の環境条件が明らかではありませんが、ごく一般的にいうと次のようになると思います。
ご承知のように、転送アドレスとかではなく実体を持ったメールアドレスは、受信サーバ(IMAP や POP)上に割り当てられたメールボックスと対応関係があります。
大雑把な言い方を許してもらえるなら、メールボックスを規定している名称がメールアドレス、と考えていいでしょう。
あるサーバ上のメールボックスにアクセス(受信を実行)するためには、そのメールボックスを特定するユーザ名(ユーザ ID)とログイン用のパスワードの組み合わせが必要になります。サーバの仕様によっては、ユーザ名(ユーザ ID)がメールアドレス(とくに@マークより左側のローカル部)と同じになっている場合もあります。
Thunderbird のアカウントは、実体のあるメールサーバとそこに設置されたメールボックスに対して設定されるもので、メールサーバ名(ドメイン名)、ユーザ名(ユーザ ID)、パスワードの3要素で管理されています。
この3つが完全に同一なら、複数のアカウントを区別して取り扱うことができないため、2つめ以降のアカウント追加でご質問になるようなエラーが出ると思います。
一般に、同じサーバ上に割り当てられた異なるメールボックスは、それぞれ個別のメールアドレスやユーザ ID を持っていると思います。
ここが区別できるのなら、Thunderbird にアカウント設定を施すことはできると思います。
パスワードについては、複数のメールアドレス(区別可能なメールボックス / ユーザ ID)に対し同じパスワードを兼用することはできなくありません。ただし、セキュリティ的には推奨されません。
同一メールサーバ上にあり、相互に独立していて区別可能な複数のメールボックス(メールアドレス)が、完全に同一のユーザ ID とパスワードで管理できているとしたら、それがどういう状態なのかちょっと想像できません。
ひとつのメールボックスにエイリアスアドレス(別名アドレス)を付与できるメールサービスもありますが、この場合は実体としてのサーバ+メールボックスの組み合わせは一つだけなので、アカウントとして設定できるのもひとつだけです。
エイリアスアドレスは、アカウント設定にある [差出人情報を管理] からコントロールすることになるでしょう。
MrSmile2000 さんが書きました:
事実、1つのユーザ認証(ID/PW)で複数のアドレスを管理しているので、
アドレス毎にユーザ名があるわけではありません。
MrSmile2000 さんが書きました:
ちなみに、これまでOutlookでは上記の設定は問題なく実施できましたが、
もしも Outlook が Exchange Server という Microsoft 製品同士の組み合わせで運用されているとしたら、一般的な他のサーバ=クライアントの組み合わせではできない独自の運用ができる可能性はあるかもしれません。
どんな機能をどんなふうに使えるか詳しいことは存じませんが、独自仕様のサーバ=クライアントの運用ができるところがこの組み合わせの売りなので、もしそのような条件下であれば、おっしゃるような設定ができていたのかもしれませんね。
(補足)
上記のような流れとは別に、あるアカウントの設定に失敗し、いったんそれを削除してやり直したような場合に、
----------------------------------
[アカウントの作成エラー]
受信メールサーバの設定が既に存在しています
----------------------------------
というエラーが出るケースがあります。
これは Thunderbird の内部に不要なデータが残っていて起こる問題のようです。
このフォーラム内や、広く Web 上を、「Thunderbird 」「受信メールサーバの設定が既に存在しています」などのキーワードで検索すると、同様の事例を見ることができます。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
[size=12][color=blue]※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントは IMAP か POP かといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。[/color][/size]
少し時間が経っていますが、リプライがないようなので......。
ご利用の環境条件が明らかではありませんが、ごく一般的にいうと次のようになると思います。
ご承知のように、転送アドレスとかではなく実体を持ったメールアドレスは、受信サーバ(IMAP や POP)上に割り当てられたメールボックスと対応関係があります。
大雑把な言い方を許してもらえるなら、メールボックスを規定している名称がメールアドレス、と考えていいでしょう。
あるサーバ上のメールボックスにアクセス(受信を実行)するためには、そのメールボックスを特定するユーザ名(ユーザ ID)とログイン用のパスワードの組み合わせが必要になります。サーバの仕様によっては、ユーザ名(ユーザ ID)がメールアドレス(とくに@マークより左側のローカル部)と同じになっている場合もあります。
Thunderbird のアカウントは、実体のあるメールサーバとそこに設置されたメールボックスに対して設定されるもので、メールサーバ名(ドメイン名)、ユーザ名(ユーザ ID)、パスワードの3要素で管理されています。
この3つが完全に同一なら、複数のアカウントを区別して取り扱うことができないため、2つめ以降のアカウント追加でご質問になるようなエラーが出ると思います。
一般に、同じサーバ上に割り当てられた異なるメールボックスは、それぞれ個別のメールアドレスやユーザ ID を持っていると思います。
ここが区別できるのなら、Thunderbird にアカウント設定を施すことはできると思います。
パスワードについては、複数のメールアドレス(区別可能なメールボックス / ユーザ ID)に対し同じパスワードを兼用することはできなくありません。ただし、セキュリティ的には推奨されません。
同一メールサーバ上にあり、相互に独立していて区別可能な複数のメールボックス(メールアドレス)が、完全に同一のユーザ ID とパスワードで管理できているとしたら、それがどういう状態なのかちょっと想像できません。
ひとつのメールボックスにエイリアスアドレス(別名アドレス)を付与できるメールサービスもありますが、この場合は実体としてのサーバ+メールボックスの組み合わせは一つだけなので、アカウントとして設定できるのもひとつだけです。
エイリアスアドレスは、アカウント設定にある [差出人情報を管理] からコントロールすることになるでしょう。
[quote="MrSmile2000"]事実、1つのユーザ認証(ID/PW)で複数のアドレスを管理しているので、
アドレス毎にユーザ名があるわけではありません。[/quote][quote="MrSmile2000"]ちなみに、これまでOutlookでは上記の設定は問題なく実施できましたが、[/quote]
もしも Outlook が Exchange Server という Microsoft 製品同士の組み合わせで運用されているとしたら、一般的な他のサーバ=クライアントの組み合わせではできない独自の運用ができる可能性はあるかもしれません。
どんな機能をどんなふうに使えるか詳しいことは存じませんが、独自仕様のサーバ=クライアントの運用ができるところがこの組み合わせの売りなので、もしそのような条件下であれば、おっしゃるような設定ができていたのかもしれませんね。
(補足)
上記のような流れとは別に、あるアカウントの設定に失敗し、いったんそれを削除してやり直したような場合に、
----------------------------------
[アカウントの作成エラー]
受信メールサーバの設定が既に存在しています
----------------------------------
というエラーが出るケースがあります。
これは Thunderbird の内部に不要なデータが残っていて起こる問題のようです。
このフォーラム内や、広く Web 上を、「Thunderbird 」「受信メールサーバの設定が既に存在しています」などのキーワードで検索すると、同様の事例を見ることができます。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。