最初に概要から説明します。
【概要説明】
外付け HDD(H ドライブ)にある旧プロファイルが残っていれば、その中のメッセージ
データを現在の Thunderbird 8.0 / Windows 7 側にインポートすれば読むことが可能に
なります。
但し、Thunderbird には同じ Thunderbird のプロファイルにあるメッセージデータをイ
ンポートする機能がありませんので以下のアドオン(拡張機能)を利用するのが簡単でい
いでしょう。
ImportExportTools - KAOSMOS
ImportExportTools :: Add-ons for Thunderbird
#手動操作によるファイル(フォルダ)の取り込みもできますが、上記のアドオンを
利用したほうがやりやすいでしょう。
【事前確認】
ですので、まず外付け HDD(H ドライブ)に旧プロファイルが残っているか確認してく
ださい。
#残っていなかったら、取り込んで読むことができないからです。
以前、C ドライブで利用していたならば、旧プロファイルは以下の場所になります。
[Windows XP]
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
上記がそのまま H ドライブになっただけなら、以下になるでしょう。
H:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
メッセージデータは、上記 <profile folder> 内にある Mail フィルダのアカウント別フォ
ルダに保管されています。
(例)「受信トレイ」ならば Inbox という拡張子の無いファイルです。
[参照]
プロファイル | 操作方法 | Thunderbird ヘルプ
とりあえず、ここまで確認できたら次に具体的なインポート作業の手順をご紹介します。
確認結果を教えてください。
【補足】
注1:<profile folder> は標準なら xxxxxxxx.default という 8 桁のランダム英数字名と .default
の拡張子名を組み合わせた名称になっています。
注2:Windows XP の "Application Data" フォルダは隠し属性です。
エクスプローラの「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」の「すべてのファイルと
フォルダを表示する」あるいは「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示
する」をチェックすればエクスプローラ上で表示可能になります。
注3:エクスプローラの「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」の「登録されている拡張
子は表示しない」のチェックをはずせばエクスプローラ上ですべての拡張子が表示可能になり
ます。