f-angel-mzzj さんが書きました:
過去の設定記録を確認して一部訂正です。
事実関係に違和感を覚えてさらに深く過去を掘り返したら大幅再訂正です。
申し訳ありません。
Quote bar "|"はThunderbirdの初期からインプリメントされており、
mail.quoted_graphical=falseでの無効化で”>"へ戻す機能がありました。
一方、日本語plain textのエンコードは(Thunderbirdを含め)charset=ISO-2022-JPが
1980年代からのデファクトスタンダードでしたが、プラットホームの多様化・多言語化で
charset=UTF-8が普及して来ます。
Version38(2015年)でのThunderbirdのメール発信動作は
charset=ISO-2022-JP(デフォルト)に対してはformat=flowedを付加しない
charset=UTF-8(明示的に設定変更)に対してはformat=flowedを付加する
となっており、Thunderbird間でISO-2022-JPのままやり取りする場合などは
format=flowedの影響が見えにくい状況でした。
※当時、他のメールアプリケーションから受信したplain textのメールを
掘ってみるとISO-2022-JP/UTF-8いずれもflowedあり/なしが混在してます。
Version45(2016年)で
charset=ISO-2022-JPに対しformat=flowed delsp=yesを付加
に変わり物議を呼んだあと、更に
Version52(2017年)で
デフォルト自体がcharset=UTF-8 で format=flowedを付加
に変更され、Thunderbird相互間においてもformat=flowedの影響が顕在化しました。
(結果的に自己発信のメールの保存を見た際に影響がわかる)
Version78(2020年)の運用テスト時に複数のカスタマイズで干渉が目立つようになり、
MailExtension移行でアドオンの行く末も怪しいことから、すっぴんThunderbirdに
回帰する方針に転換し「mail.quoted_graphical=trueに戻す」という判断になりました。
なお、手元の環境において38⇒45⇒52⇒68の間のどこかで
アドオンQuote colorsを使い">"に戻す試験をした時期がありますが、
format=flowedのメールにも効いたか詳細の記録が残っていません。
Version91以降のMailExtensionに対応した後継アドオン
があるらしいので、どなたかご存じでしたらお願いします。