matsumino33 さん、EarlgreyTea です。
このフォーラムについてご理解いただき、ありがとうございます。
matsumino33 さんが書きました:
送信する宛先が複数の場合に発生しています。(送り先が宛先、CC、BCCに2か所以上入力されているとこの症状は発生しています。)
これは大変興味深い情報です。
複数のアドレスが指定された場合、電子メールの送信処理はどういう手順で行われるかという観点で見てみると、なにか見えてくるのかもしれません。
matsumino33 さんが書きました:
また、この症状については、特定のパソコン(NEC製のデスクトップパソコン)で発生しており、他社(Panasonic、Lenovoでは発生していません)
本当にPC機種に依存しているのか、他の条件とたまたま合致しているだけなのか、
私には判断する材料がありません。
しかし、私はそういったことよりも、
「発生する環境と発生しない環境が分かれているので、比較検証が容易に行える」
などとと考えてしまいます。
もしお時間があればですが、
Thunderbird 91 は、開発ツール>エラーコンソールという画面に送信時の処理のログを出力することができます。
発生する場合と発生しない場合、発生する環境と発生しない環境、それぞれでログを出力して比較すれば、何が起きているかを追うための糸口が見えてきましょう。
ログを出力する際は、設定>一般>設定エディターを開き、検索欄に「loglevel」と打ってみてください。
30個ほどの項目が絞り込まれて表示されますので、そのうち下記の項目をダブルクリックし、値を「Warn」から「All」に書き換えてください。
- mailnews.send.loglevel
- mailnews.smtp.loglevel
これでメール送信やSMTPプロトコル関係のログがエラーコンソール画面に出力されます。
エラーコンソール画面は、Ctrl+Shift+J のキーボードショートカットにて開きます。
エラーコンソール画面左上のゴミ箱アイコンで不要な表示メッセージをいったん消去し、それからメールの送信を行っていただくと画面にログが出力されます。
ログメッセージは選択してから右クリックメニューにてコピーすることが可能です。
なお、ログ出力が不要になりましたら、設定項目の値を初期値に戻すのを忘れないようにしてください。