nino さんが書きました:
A1
送信側で発生します。
nino さんが書きました:
A2
受信時は、ThunderbirdやOutlook等でファイルが見えなくなっているのを
確認しています。送信ソフトウェアがOutlookの場合は発生していないようです。
Thunderbird で添付ファイル付きのメールを作成し、御社メールサーバー経由で送信した場合に、受信したメールの添付ファイルが開けなくなる場合がある、ということですね。
そして、Outlookでメールを作成した場合には発生していないのですね。
nino さんが書きました:
A4
マウスコンピューター(ST007070437).pdf
というファイル名です。
同じ名前を付けたPDFファイルを用意し、それを添付したメールを Thunderbird と Outlook(Microsoft 365)で作成して送信(Outlook.com 使用)してみました。
受信したメールソースの添付ファイル冒頭部分は以下の通りでした。
Thunderbird:
コード:
--------------CA71EBF1837BB6E7078BC4EB
Content-Type: application/pdf;
name="=?UTF-8?B?44Oe44Km44K544Kz44Oz44OU44Ol44O844K/44O8KFNUMDA3MDcwNDM3?=
=?UTF-8?B?KS5wZGY=?="
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-Disposition: attachment;
filename*0*=UTF-8''%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94;
filename*1*=%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%28%53%54%30%30%37%30%37;
filename*2*=%30%34%33%37%29%2E%70%64%66
JVBERi0xLjMNJeLjz9MNCjM5MSAwIG9iag08PC9MaW5lYXJpemVkIDEvTCAxNDUxMjc3Mi9PIDM5
(以下略)
Outlook:
コード:
--_002_TYAP286MB0267D0AAB1240159EF116E4C88260TYAP286MB0267JPNP_
Content-Type: application/pdf;
name="=?utf-8?B?44Oe44Km44K544Kz44Oz44OU44Ol44O844K/44O8KFNUMDA3MDcwNDM3KS5w?=
=?utf-8?Q?df?="
Content-Description:
=?utf-8?B?44Oe44Km44K544Kz44Oz44OU44Ol44O844K/44O8KFNUMDA3MDcwNDM3KS5w?=
=?utf-8?Q?df?=
Content-Disposition: attachment;
filename="=?utf-8?B?44Oe44Km44K544Kz44Oz44OU44Ol44O844K/44O8KFNUMDA3MDcwNDM3KS5w?=
=?utf-8?Q?df?="; size=14512772;
creation-date="Wed, 09 Sep 2020 00:36:33 GMT";
modification-date="Wed, 09 Sep 2020 00:44:45 GMT"
Content-Transfer-Encoding: base64
JVBERi0xLjMNJeLjz9MNCjM5MSAwIG9iag08PC9MaW5lYXJpemVkIDEvTCAxNDUxMjc3Mi9PIDM5
(以下略)
上記を Content-Disposition フィールドに着目してみますと、実は RFC的には Thunderbird が正しく、Outlook が正しくない(準拠していない)ということがわかりました。
これの根拠は
RFC-2231 および
RFC-2183 で、以下のページの説明をお読みください。
https://emaillab.org/essay/japanese-filename.htmlおそらく、御社のメールサーバーが Thunderbird の複数行連番の filename パラメーターを正しく処理できず、2行目以降の値や改行が欠損してしまったのではないかと思われます。
そういった観点で Postfix 2.10.1 関連の情報を調べてみたら、解決策が見つかるかもしれません。