※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントの種類(IMAP か POP か)といった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。Hjime さんが書きました:
Thunderbirdで複数の人に同一のメールを一括送信した際に、
誰がいつメールを開いたかを自動で一覧にして集計する方法はありますか?
「開封確認」(「開封通知」ともいう)の機能を使うことで、(1)開封したことを通知する要求を送信メールに含めることができ、(2)このメールを受け取った受信者はその要求に応えて「開封確認」の通知を送ることができます。
この機能は、Thunderbird にも存在します。
しかし、この機能は電子メールの仕組み上オプション扱いであり、セキュリティ面からも配慮すべきことがあるため、初期状態では無効化されているメールソフトも多いとか思います。Thunderbird もそうです。
そのため、送信者が「開封確認」要求を付けて送ったとしても、この要求に対し積極的に返信を許容している受信者からしか、応答は返ってきません。つまりは、すべての受信者から確実に「開封確認」の通知が返ってくるとは限らない、ということです。
Hjime さんが書きました:
OutlookだとExcelのVBAでできるようなのですが。
ご存知のように、VBA (Visual Basic for Applications) は、Microsoft Office 製品に固有のプログラム言語(マクロ言語)です。
例えば、Excel に組み込んで、決まった作業手順を自動化するようなときに、よく使われたりします。
Office ファミリーである Outlook なら、VBA を組み込んで仰るようなことを自動処理できるのかもしれませんが、Microsoft 製品ではない Thunderbird に VBA を組み込む(Thunderbird 上で VBA を実行する)ことはできません。
(補足)
VBA と OS 標準の仕様などを組み合わせて、Excel から Thunderbird を呼び出し、定型のデータを挿入してメールを作成するようなことはできますが、この場合の Thunderbird は、VBA によって呼び出される受動的な役回りでしかありません。Thunderbird 本体が自発的に VBA を駆使して能動的な動作をとれるわけではありません。
Thunderbird でこのようなことを(能動的に)実行するとしたら、そういう機能を持ったアドオン(拡張機能)を作るぐらいしか思いつきません。
あるいは、「開封確認」の通知メールは独特な構成要素を持っていますから、Thunderbird 側で「同一のメールを一括送信した」相手先のメールアドレスや、開封確認であることの内容を条件に、メッセージフィルタ―で判別して特定のフォルダーに自動的に分類することはできると思います。
そのフォルダーは、プロファイル内ではひとつのテキストファイルとして存在します。
このテキストファイルを対象に、そこから「誰がいつメールを開いたか」がわかるデータを抽出し、テーブルとして配列するような VBA を書けば、「自動で一覧にして」「Excelで集計」することはできるかもしれません。
この場合、Thunderbird が VBA を実行するのではなく、VBA で実行される内容の対象として、Thunderbird のメールデータが使われるだけです。
ただし、上述のように、「同一のメールを一括送信した」相手がみんな、開封確認を返してくるという保証はありません。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。
[color=blue]※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントの種類(IMAP か POP か)といった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。[/color]
[quote="Hjime"]Thunderbirdで複数の人に同一のメールを一括送信した際に、
誰がいつメールを開いたかを自動で一覧にして集計する方法はありますか?[/quote]
「開封確認」(「開封通知」ともいう)の機能を使うことで、(1)開封したことを通知する要求を送信メールに含めることができ、(2)このメールを受け取った受信者はその要求に応えて「開封確認」の通知を送ることができます。
この機能は、Thunderbird にも存在します。
しかし、この機能は電子メールの仕組み上オプション扱いであり、セキュリティ面からも配慮すべきことがあるため、初期状態では無効化されているメールソフトも多いとか思います。Thunderbird もそうです。
そのため、送信者が「開封確認」要求を付けて送ったとしても、この要求に対し積極的に返信を許容している受信者からしか、応答は返ってきません。つまりは、すべての受信者から確実に「開封確認」の通知が返ってくるとは限らない、ということです。
[quote="Hjime"]OutlookだとExcelのVBAでできるようなのですが。[/quote]
ご存知のように、VBA (Visual Basic for Applications) は、Microsoft Office 製品に固有のプログラム言語(マクロ言語)です。
例えば、Excel に組み込んで、決まった作業手順を自動化するようなときに、よく使われたりします。
Office ファミリーである Outlook なら、VBA を組み込んで仰るようなことを自動処理できるのかもしれませんが、Microsoft 製品ではない Thunderbird に VBA を組み込む(Thunderbird 上で VBA を実行する)ことはできません。
(補足)
VBA と OS 標準の仕様などを組み合わせて、Excel から Thunderbird を呼び出し、定型のデータを挿入してメールを作成するようなことはできますが、この場合の Thunderbird は、VBA によって呼び出される受動的な役回りでしかありません。Thunderbird 本体が自発的に VBA を駆使して能動的な動作をとれるわけではありません。
Thunderbird でこのようなことを(能動的に)実行するとしたら、そういう機能を持ったアドオン(拡張機能)を作るぐらいしか思いつきません。
あるいは、「開封確認」の通知メールは独特な構成要素を持っていますから、Thunderbird 側で「同一のメールを一括送信した」相手先のメールアドレスや、開封確認であることの内容を条件に、メッセージフィルタ―で判別して特定のフォルダーに自動的に分類することはできると思います。
そのフォルダーは、プロファイル内ではひとつのテキストファイルとして存在します。
このテキストファイルを対象に、そこから「誰がいつメールを開いたか」がわかるデータを抽出し、テーブルとして配列するような VBA を書けば、「自動で一覧にして」「Excelで集計」することはできるかもしれません。
この場合、Thunderbird が VBA を実行するのではなく、VBA で実行される内容の対象として、Thunderbird のメールデータが使われるだけです。
ただし、上述のように、「同一のメールを一括送信した」相手がみんな、開封確認を返してくるという保証はありません。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。