acco さんが書きました:
初めまして、はじめて質問させていただきます。
OSがwindows10 64bit
Thunderbird 31.0でEarlybirdとして使っています。
なぜEarlybirdかというと、win10 64bitで日本語バージョンを使いたいときはEarlybirdを使用するというのをネット上で見つけたからです。
メールは受信しているようですが右側にリストが表示されず、それゆえ本文も表示されません
「Earlybird」 とは、Thunderbird の開発版の位置づけで、最終的な製品を仕上げるための判断材料となるよう、機能やパフォーマンスに関するフィードバックを提供することが求められているエキスパートユーザー向けの(未完成版)です。
製品完成版の Thunderbird とは異なるので、一般ユーザーの実用には不向きです。
しかも(Earlybird)最新版は、Thunderbird-54.0a2.ja.win32(
https://www.mozilla.org/ja/thunderbird/channel/)です。
Earlybird 31.0 は、3 年前のリサーチ版で、Windows 仕様では、XP ~ Win 8 が互換適合です。
Win 10 との互換性がなく、正常に機能しません。場合によっては、OS (Win 10) を損傷しかねません。
また、最新のセキュリティー対策がされていないため、使用されることは危険です。
実用でのご利用をされるのならば、Thunderbird の最新版(
https://www.mozilla.org/ja/thunderbird/)を
Thunderbird の開発に関わりたいのならば、最新版での Earlybird を
一般公開に向けてさらに製品を洗練するためのフィードバック提供者として関わりたいのならば、Beta 版を
とのラインナップになります。
ご自身にとって、好ましい規格の最新版を選択しましょう。
また、Update(更新)を意図的に無効化しているユーザーを見受けますが、セキュリティー対策上のリスクが増大します。
特段の事情がない限り、自動更新をお薦めします。
Thunderbird (Earlybird) の移行は、「Profile」 が、そのまま引き継がれます。
そのため、Earlybird 31.0 からの移行では、ヴァージョン間隔が開きすぎていて、「Profile」 が壊れ、失敗するでしょう。
> Thunderbird の「新規実装」
https://www.mozilla.org/ja/thunderbird/ でのブランニューからの出直しが、手っ取り早いでしょう。
Thunderbird (Earlybird) は、「上書き更新」がされるので、アンインストールをしようが、しまいが、更新は可能です。
ブランニューでの出直し時には、「Profile」 の削除が必要です。(削除をしなければ、残存している Profile に、自動で紐づけされてしまいます)
Profile は、リスク管理の観点で、ユーザーディレクトリの(非表示領域)場所にあり、Thunderbird のアンインストールでは削除ができません。
Profile の場所:%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default\
> %APPDATA%は、C:\Users\<username>\AppData\Roaming\フォルダーの省略形です。
<username> の部分は Windows のユーザーアカウント名になります。 念のために、現 「Profile」 を他所に 「コピペ」 して、バックアップ体制を整えたうえで、
Earlybird をアンインストールし、問題の 「Profile」 を削除し、PC を再起動の上、Thunderbird を 「新規実装」 する手順が良いでしょう。
※この作業にあたっては、
最新の手順(マニュアル)https://support.mozilla.org/ja/products/thunderbird/install-migrate-and-update を確認して下さい。Thunderbird のプロファイル
https://support.mozilla.org/ja/kb/profiles-where-thunderbird-stores-user-data複数のプロファイルを使用する
https://support.mozilla.org/ja/kb/using-multiple-profilesを参考にすれば、今までの資産(Profile)を有効活用できます。