生野字山 さんが書きました:
社内でメールクライアントにThunderbirdを使用しています。
今回、取引先から宛先に同僚、CCに私が入った状態で同じメールを受信したところ、
私の環境では問題なく受信できたのですが、同僚の環境では送信元のメールアドレスから本文まで文字化けというか、Base64変換されたままと思われる内容で受信していました。
ひとりの差出人から送信された共通の同報メールを、2人が受信したということですよね。
「社内」ということは、生野字山 さんとご同僚の方が使っている受信サーバーは同じだと考えていいのでしょうか。
もし、同じ条件で同報送信されたメッセージを、同じ受信サーバーで受け、その先のユーザー環境で明確な違いが現われるという話であれば、そのユーザー環境に何らかの原因があると考えるのが、まずは順当ではないでしょうか。
生野字山 さんが書きました:
私の環境ではデコードした内容が表示されましたが、同僚の環境ではデコード前のBase64そのままの内容が数十行に渡って表示されていました。
ご存知のように、比較的起こりがちな「文字化け」は、エンコードして送られてきたメールデータが、適切にデコードされないために発生します。
例えば、本来 UTF-8 の文字コードでエンコードされたデータが、誤って IS-2022-JP でデコードされたようなときです。
この場合、Thunderbird の [表示] -> [テキストエンコーディング] から適切な文字コードを選択してやることで、文字化けを解消できることがあります。
しかし、「デコード前のBase64そのままの内容」が表示されているのなら、誤ったデコードどころか、デコードそのものがおこなわれていないと考えられます。
Content-Type や Content-Transfer-Encoding など、デコードに際して必須のヘッダが欠落したか、不正に改変されている場合に、メッセージペインの表示がこのようになることはありうると思います。
生野字山 さんが書きました:
確認した限りではアドオンの導入なども含め設定やThunderbitdのバージョンに差異はありませんでした。
ご質問のような症状で真っ先に疑われるのは、通常は導入しているアドオン(拡張機能)の影響ですが、お二人の環境でそのあたりに差異がないとすると、Thunderbird 本体の設定内容か、導入済みのアドオンの設定内容の違いといったあたりでしょうか。
ウィルス対策ソフト等、外部プログラムの干渉といったことも否定はできません。そのあたりでお気づきの点はありますか。
より厳密な点検作業をおこなうなら、メッセージソースのレベルで比較してみると、どうなりますか。
当該メッセージを選択した状態から [Ctrl] + [U] キーで、メッセージソースのウィンドウが開きます。
上述した Content-Type や Content-Transfer-Encoding あたりを、とくに注意しながら比較してみてください。
問題のメッセージだけでなく、ご同僚の受信したメッセージの中に、本件と同じように表示が不可解なものは存在しますか。もし存在するなら、それらに共通項は見当たりますか。
とりあえず思い当たるのは以上です。的外れな話になっていたらすみません。