返信がなかなかつかないみたいなので。
ppo- さんが書きました:
受信はできるのですが、送信がパスワードを求められて、正しいパスワードなのに送信できません。
しかし突然パスワードなしに送信ができたりしています。
プロバイダーはYahoo Japanですが、そのたびにパスワードの更新をしていますが、
症状は依然改善していません。
もともとはFirefoxのフォーラムへのポストであり、
Thunderbirdのフォーラムに移したのはモデレーターさんのようですが、
Yahoo! Japanならば、ブラウザーでWebメール、メーラーでPOP3またはIMAPが可能だから、
質問者の方がちゃんと説明しないと、誰も何もしようがない。
送信でパスワードを求められる、だから、おそらくメーラーによるメールででしょうけど、
質問者の方がなんの説明もしていないのだから、メーラー=Thunderbirdである保証はない。
「Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; rv:49.0) Gecko/20100101 Firefox/49.0」となっているから、
質問をポストしたのはFirefoxではあるが、Firefoxだからと言って必ずしもメーラーにThunderbirdを使っているわけではない。
そもそも、「受信」「送信」が、メールの受信・メールの送信である保証すらない。
質問者の方へ:
ご質問は、どのような内容なのでしょうか?
Yahoo! Japanのメールアドレスを持っていて、メーラーでYahoo! Japanのメールサーバーにアクセスして、メールの受信・メールの送信を行った時のお話しなんですか?
そうだとして、どのメーラーでの話なんですか?
そうだとして、メールサーバー(受信)は、POP3ですか? IMAPですか?
そうだとして、Yahoo! Japanでは、
(a) Yahoo! Japan ID/そのパスワード/ニックネーム/ログインID、使用可能なメールアドレス、シークレットID、メールアドレスログイン、携帯電話番号ログイン、など、「Yahoo! Japanでのログイン」についてのヘルプドキュメント
(b) メーラーでの設定に関するヘルプドキュメント
などをちゃんと用意しているのですが、
そういったものは、ご自分でお読みになりましたか?
「そのたびにパスワードの更新をしています」ですが、どこで、どれの、何を、どうやって「更新」したのですか?
「正しいパスワードなのに送信できません」ですが、その「正しい」という根拠は何なのですか?
通常、メーラーにおいて、メールの送信はSMTPサーバー、メールの受信はPOP3サーバーまたはIMAPサーバー、を経由して行われます。
MS系のメーラーだと、受信サーバーとそのユーザーID/パスワードも、送信サーバーとそのユーザーID/パスワードも、一緒くたに管理しています。
しかし、Thunderbirdでは、メールサーバーにログインするIDはメールアドレスとは無関係、受信サーバーと送信サーバーでログインするIDが異なる、受信サーバーと送信サーバーの固定的な紐づけがあると非常に不便で困る、といったケースにも、柔軟に、かつ、統一的に対応するために、
受信サーバーに関係する設定と、送信サーバーに関する設定は、完全に分離しています。
(1) アカウントの設定の中では、受信サーバーの設定を行う
(2) 送信サーバーの設定は、アカウント一覧の一番下の「送信サーバー(SMTP」経由で、各送信サーバー(SMTP)の定義を行う
(3) アカウントの設定の中の「差出人情報」で、その「差出人情報」がFrom:に使うメールアドレスの定義と、その「差出人情報」が使用するSMTPサーバーの定義を紐づける、
というようになっています。
そのために、送信に使った「差出人情報」が異なれば、定義によっては、異なったSMTPサーバーの定義が使われます。
複数の「差出人情報」が同じFrom:用のメールアドレスを持つことが許されますから、
同じFrom:のメールアドレスになったとしても、異なる「差出人情報」を使うことになって、定義によっては、異なる「SMTPサーバーの定義」が使われることもあり得ます。
SMTPサーバーの設定がユーザーID/パスワードでログインする設定だったはずなのに、パスワードを聞かれずに送信できてしまった、というのは、思っているのとは異なる「差出人情報」⇒思っているのとは異なる「SMTPサーバーの定義」、でないと、通常は、ちょっと説明できません。
また、パスワードを保存する場合も、サーバー単位・ユーザーID単位で行われますから、受信サーバーと送信サーバーで、別々に保存されています。
従って、サーバー側でパスワードを変更した場合に、受信サーバー用に保存されていたパスワードを消去して新しいパスワードを入力してそれを保存したとしても、
送信サーバー用に保存されたパスワードはまだ古いパスワードのまま、ということが起こり得ます。
そして、Yahoo! JapanのSMTPサーバーは、あんまりお行儀が良くなくて、保存されている古いパスワードでログインしようとした時に、それを拒否した後、規則をちゃんと守らずに、接続を即座に切ってしまう、というようなことをしたように記憶しています。
これをやられると、Thiunderbirdが、パスワードを拒否されたから新しいパスワードを入力してもらってもう一度ログインを試行しようとしても、
既に接続が切られてしまっているので新しく入力されたパスワードでのログインの試行ができない、という状況になってしまいます。
そして、この時点では、正常なログインがまだできていないから、保存されている以前のパスワードを消すことはしません。
何故なら、ログインの失敗===サーバー側のパスワード変更、ではなくて、他の様々な理由でログインの失敗は起こり得て、
もしこの時点で保存されたパスワード消してしまうと、サーバー側でパスワードの変更がなかった場合であっても、
何らかの理由によりログインが失敗すると、次回のログインで必ずパスワードの入力を求められることになってしまうからです。
こういったことがありますから、闇雲に何かをしてみる、ということはせずに、ご自分の、メーラーでの受信サーバー・送信サーバーの定義や、送信サーバー用に保存されたパスワードなどを、チェックしてみてください。