当方からの問いかけにお答えいただき、ありがとうございます。
ですが、残念ながらいまひとつ状況が判然としません。
すでに kiki さんから寄せられているアドバイスに加え、当方から2点書いておきます。
(1)Thunderbird の設定
[オプション] -> [プライバシー] -> [メールコンテンツ] の右端にある [例外] ボタンを押し、[例外設定 - リモートコンテンツ] の画面を開きます。
下欄に、これまでに許可、不許可したサイトの一覧があれば、このうち [不許可] となっているものをすべて、[サイトを削除] ボタンで削除し、最下段の [変更を保存] ボタンで画面を閉じます。
これで、以前に不許可扱いになっていたサイトや差出人メールアドレスが初期状態になり、[オプション] -> [プライバシー] -> [メールコンテンツ] -> [メッセージ内のリモートコンテンツを許可する] のチェックボックスの指定に従うようになります。
[メッセージ内のリモートコンテンツを許可する] にチェックをつけて、目的のメールをオリジナル HTML 形式で表示してみてください。
これでリモートコンテンツとしての画像が表示されるなら、当該メールに関係するサイトかアドレスが不許可設定になっていたことが原因だと考えられます。
しかし、[不許可] を削除しても画像が表示されない場合や、[例外設定 - リモートコンテンツ] 画面に [不許可] がひとつもないとか、そもそも [許可] を含めまったく空欄だった場合は、別のところに原因があることになります。
(2)メールソースの問題
以前に貼り付けていただいたメールのソース(すでに削除されていますが)は、もしそのままなら電子メールとして表示できない状態になっていたことは、前便で申し上げました。
いのやん さんが、このフォーラムに貼り付けるまでの過程でミスをしていないのなら、あのソースでは正常に表示できなくて当然だと思います。あのメール限っていえば、受信時にデータが破損していたなどの障害が起こっていた可能性が考えられるのではないでしょうか。
一度、画像を普通に挿入した HTML メールを自分で作って自分宛に送信し、それを受信して画像が表示できたら、実データを持つ添付型の画像の表示は問題ないことが確かめられます。
次に、リモートコンテンツとしての画像も自分で作って自分あてに送信し、受信したその HTML メールのリモート画像が表示できるなら、Thunderbird の機能自体に問題はないことが確かめられます。
HTML 形式で開いたメッセージ作成ウィンドウで、画像の挿入を実行します。
開いた [画像のプロパティ] 画面で、[画像の場所] に次の URL を入れます。
styles/mozillazine/theme/images/blimp.pngこれは、このフォーラムのページの最上段右端にある飛行船の画像です。
次に、[この画像をメッセージに添付する] のチェックをはずします。【←重要】
あとの項目は任意ですが、基本的に [代替テキスト] は付けるべきなので、適当な文字を入れてください。
[OK] ボタンで [画像のプロパティ] 画面を閉じれば、作成画面に画像が挿入されます。
あとは適当な文章を入れてメールの体裁を保ったものを、自分宛に送信し、自分で受信します。
これをオリジナル HTML 形式で表示して、リモートコンテンツとして飛行船の画像が表示されれば、Thunderbird の機能には問題がないことになります。
ということは、画像が表示できないメールの側に何らかの原因があると考えられます。
簡単なテストなので気負わずにやってみると、現状がもう少し明らかになるのではないかと思います。
とりあえず以上です。