kame3 さんが書きました:
サンダーバードのメール保存先をOneDriveにしたら複数の受信トレイとゴミ箱が3台のパソコンでサンダーバードを同期・共有するため、メール保存先をOneDriveに置きました。
また、そもそもこのような使い方はやってはいけないのでしょうか?
FirefoxにしろThunderbirdにしろ、ファイルサーバーに置いてある一つのプロファイルディレクトリーを、複数のFirefox・Thunderbirdで共有して同時に使用するようには設計されておらず、それぞれのFirefox・Thunderbird専用のディレクトリーが必須です。
ファイルサーバーに置いておいて共有する場合は、完全に交互に使用することしかできません。
これは、Thundebird上の各アカウントの「メッセージの保存先」のディレクトリーについても同じです。
各Thundebird上の各アカウントの「メッセージの保存先」のディレクトリーは、
各Thundebird上の各アカウント専用の、「メッセージの保存先」のディレクトリーが必須です。
Thunderbirdのメール用のファイルは、例えば「受信トレイ(Inbox)」の場合、Inbox.msfとInboxというファイルのセットを使うのですが、
他のThunderbirdが、既に~¥Inbox.msfというファイルを「IMAPの受信トレイ(Inbox)」用に使用していたり、~¥Inbox.msfを排他的書き込みオープンしていると、
ある別のThunderbirdで、IMAPアカウントを定義した後、最初に「IMAPの受信トレイ(Inbox)」にアクセスした時に、
「Inbox.msf」は他のメールフォルダー用に既に使われているとして、
Inbox-1.msfのようにサフィックスをつけたファイルを使い、
Inbox-1.msfの中に「受信トレイ(Inbox)用のファイルである」と書いておいて、Inbox-1.msf/Inbox-1というファイルのセットを使う、
というような機能が働きます。
これは、POP3/ローカルフォルダでは起こらなかったと思いますが、IMAPの場合には起こり得ます。
サーバーが大文字小文字を区別していて、「ABC」「abc」というMboxがIMAPサーバーにある時に、
MS Win系のファイルシステムでは大文字小文字を区別しないので、
「ABC」用にABC.msf/ABCというファイルを使った後、
「abc」用には、abc-1.msf/abc-1(Win上ではABC-1.msf/ABC-1と同じ)というファイルを使う必要があるために、
「ファイル名が既に使われていたらサフィックスをつける」というメカニズムがあるためです。
OneDriveなどのWeb上のストレージは、SMBなどによるファイルサーバー上のファイル共有とはメカニズムは異なりますが、
あるファイルを誰かが更新する時には、同時更新によるデータの破壊を防ぐために、排他的な書き込みの制御を行うはずですから、
たとえThunderbirdが直接アクセスするファイルは、そのPC上にあるOneDrive用のローカルなディレクトリー内のコピーのデータのファイルであっても、
複数のThunderbirdによる、OneDrive上の一つのInbox.msfというファイルの、同時の排他的書き込みオープン・同時更新は、どこかで何らかのエラーになるはずです。
でないと、OneDrive上の一つのInbox.msfというファイルを複数のThunderbirdで壊しあう、ということになるからです。
[quote="kame3"]サンダーバードのメール保存先をOneDriveにしたら複数の受信トレイとゴミ箱が3台のパソコンでサンダーバードを同期・共有するため、メール保存先をOneDriveに置きました。
また、そもそもこのような使い方はやってはいけないのでしょうか?[/quote]
FirefoxにしろThunderbirdにしろ、ファイルサーバーに置いてある一つのプロファイルディレクトリーを、複数のFirefox・Thunderbirdで共有して同時に使用するようには設計されておらず、それぞれのFirefox・Thunderbird専用のディレクトリーが必須です。
ファイルサーバーに置いておいて共有する場合は、完全に交互に使用することしかできません。
これは、Thundebird上の各アカウントの「メッセージの保存先」のディレクトリーについても同じです。
各Thundebird上の各アカウントの「メッセージの保存先」のディレクトリーは、
各Thundebird上の各アカウント専用の、「メッセージの保存先」のディレクトリーが必須です。
Thunderbirdのメール用のファイルは、例えば「受信トレイ(Inbox)」の場合、Inbox.msfとInboxというファイルのセットを使うのですが、
他のThunderbirdが、既に~¥Inbox.msfというファイルを「IMAPの受信トレイ(Inbox)」用に使用していたり、~¥Inbox.msfを排他的書き込みオープンしていると、
ある別のThunderbirdで、IMAPアカウントを定義した後、最初に「IMAPの受信トレイ(Inbox)」にアクセスした時に、
「Inbox.msf」は他のメールフォルダー用に既に使われているとして、
Inbox-1.msfのようにサフィックスをつけたファイルを使い、
Inbox-1.msfの中に「受信トレイ(Inbox)用のファイルである」と書いておいて、Inbox-1.msf/Inbox-1というファイルのセットを使う、
というような機能が働きます。
これは、POP3/ローカルフォルダでは起こらなかったと思いますが、IMAPの場合には起こり得ます。
サーバーが大文字小文字を区別していて、「ABC」「abc」というMboxがIMAPサーバーにある時に、
MS Win系のファイルシステムでは大文字小文字を区別しないので、
「ABC」用にABC.msf/ABCというファイルを使った後、
「abc」用には、abc-1.msf/abc-1(Win上ではABC-1.msf/ABC-1と同じ)というファイルを使う必要があるために、
「ファイル名が既に使われていたらサフィックスをつける」というメカニズムがあるためです。
OneDriveなどのWeb上のストレージは、SMBなどによるファイルサーバー上のファイル共有とはメカニズムは異なりますが、
あるファイルを誰かが更新する時には、同時更新によるデータの破壊を防ぐために、排他的な書き込みの制御を行うはずですから、
たとえThunderbirdが直接アクセスするファイルは、そのPC上にあるOneDrive用のローカルなディレクトリー内のコピーのデータのファイルであっても、
複数のThunderbirdによる、OneDrive上の一つのInbox.msfというファイルの、同時の排他的書き込みオープン・同時更新は、どこかで何らかのエラーになるはずです。
でないと、OneDrive上の一つのInbox.msfというファイルを複数のThunderbirdで壊しあう、ということになるからです。