※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントは IMAP か POP かといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。kawa2710 さんが書きました:
どのような理由が考えられますか?
システムに障害が起こっているような場合を含め、送信側・受信側双方の事情によって様ざまな「理由」が考えられると思います。
kawa2710 さんが遭遇しているであろう添付ファイルの送受信をめぐる実際の流れを、具体的に明らかにしていくことで、起こっている事象の本当の「理由」が見えてくるのではないでしょうか。
さしあたって注意しておくべき項目は、次のようなものがあろうかと思います。
(a)送信側と受信側、それぞれの OS と メールソフトの、種類とバージョンは何ですか? 問題を感じておられるのが、主に送信側の Thunderbird なのか、受信側の Thunderbird なのか、といったことがありますし、他のメールソフト(あるいは Web メールサービス)が関係してくるのか否かで、着眼点も変わってくると思います。
OS によっては、ファイル管理の仕組みが異なるところがありますし、ファイルのアクセス権限が関係してくることがありますから、そのあたりに目を向ける必要が出てくるケースもあるでしょう。
(b)「読み取り専用」というのは、具体的にどのような機能を指しておられますか? 「読み取り専用」属性がついたファイルは、ファイル内容の編集(変更)ができない、あるいは上書き保存ができない、といった特徴があります。
汎用的なのは、OS(ファイルシステム)の機能によってファイルに「読み取り専用」属性を与える方法で、Windows OS なら保存されたファイルを右クリックしたコンテキストメニューにある [プロパティ] を開き、[読み取り専用] の属性指定にチェックを付けるものです。
これとは別にもうひとつ、Word などのオフィス系ソフトとそのファイルについては、ソフトが内部設定で持っている「読み取り専用」属性の指定があります。
(参考)・読み取り専用を推奨 - セキュリティ設定 - Word入門
http://www.officepro.jp/word/security/index3.html Linux 系 OS でよく使われる LibreOffice などにも同様の機能があります。
オフィス系ソフトの種類によって多少の違いはあるのでしょうが、上記 OS の機能の「読み取り専用」チェックが付いていなくても、ソフトウェアの設定でそのファイルに「読み取り専用」属性を付けることができます。
ご質問で "「読み取り専用」になる" と仰っているのは、どちらのことを意味しているのでしょうか。
(c)添付された「WORDで作成したファイル」を、受信側でどのように開いていますか? 添付ファイルをダイレクトにアプリケーションで開いているのか、いったんデスクトップなどに保存したファイルを開いているのかで、挙動が異なります。
Thunderbird でいえば、添付ファイルに対して [開く] を実行したときは、関連付けられたアプリケーションでストレートに開くか、動作を選択するダイアログが開いて、そこで選択したアプリケーションで添付ファイルを直接開きます。この場合は「読み取り専用」で開かれるはずです(長くなるので詳細は略)。
添付ファイルに対して、[名前を付けて保存] を実行した場合、保存後のファイルには OS の機能による「読み取り専用」属性は付きません。たとえ送信側で添付したファイルに「読み取り専用」属性がついていても、受信側で保存したファイルは受信側のデフォルト(つまり「読み取り専用」属性なし)になります。
こうした動作は、Thunderbird に限りません。たいていのメールソフトが同じような動作になっています。
ただし、上記(b)で述べた、オフィス系ソフトの機能でファイル内部に「読み取り専用」属性を持っている場合は、その属性は維持されるはずです。
(d)受信側の条件として、考慮すべき特別な事情はありますか? 受信側ユーザーはブラウザで Web メールを使っているとか、受信メッセージが保存されるのがファイルサーバー上になっているとか、そういった運用上の基本条件に関わる諸事情のことです。
添付ファイルを含むメールデータがどこに置かれていて、そこからどのような方法・手順で添付ファイルを取り出しているのかによっては、そのファイルをアプリケーションで開いたとき、取り扱いが「読み取り専用」になってしまうことはあるかもしれません。
例えば、共有フォルダに置かれたファイルは、先にそれを開いているユーザーがいた場合、あとから開いたユーザーは「読み取り専用」になるケースがあります。
そのバリエーションで、ウィルスチェックなど何かしらの常駐機能が、あるファイルに対して動作を実行している間は、後からそのファイルを開いた側は「読み取り専用」でしか扱えない、ということがあるかもしれません。
Word や Excel など広く使われていてマクロを包含できるファイルは、ウィルス対策ソフトの誤検知などでロックされてしまうことも、ないとはいえません。
こうした流れを具体的に追跡することで、「読み取り専用」(あるいは、そのように見える動作)になってしまう「理由」が見えてくるのでは、と思います。
上記は直接的な「理由」ではありませんが、"受信側で開くと「読み取り専用」になる" を考える上で、視野に入れておくべき事柄だと思います。
それぞれの組み合わせや、ここでは挙げきれなかった条件が関わってくることで、もっと複雑な事情になっている場合があるかもしれません。
現状の質問文には、他者が見て手がかりになるような具体性のある情報がないため、ざっくりした一般論しか申し上げられませんが、以上です。
役に立たない話だったすみません。
[size=12][color=blue]※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントは IMAP か POP かといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。[/color][/size]
[quote="kawa2710"]どのような理由が考えられますか?[/quote]
システムに障害が起こっているような場合を含め、送信側・受信側双方の事情によって様ざまな「理由」が考えられると思います。
kawa2710 さんが遭遇しているであろう添付ファイルの送受信をめぐる実際の流れを、具体的に明らかにしていくことで、起こっている事象の本当の「理由」が見えてくるのではないでしょうか。
さしあたって注意しておくべき項目は、次のようなものがあろうかと思います。
[b](a)送信側と受信側、それぞれの OS と メールソフトの、種類とバージョンは何ですか?[/b]
問題を感じておられるのが、主に送信側の Thunderbird なのか、受信側の Thunderbird なのか、といったことがありますし、他のメールソフト(あるいは Web メールサービス)が関係してくるのか否かで、着眼点も変わってくると思います。
OS によっては、ファイル管理の仕組みが異なるところがありますし、ファイルのアクセス権限が関係してくることがありますから、そのあたりに目を向ける必要が出てくるケースもあるでしょう。
[b](b)「読み取り専用」というのは、具体的にどのような機能を指しておられますか?[/b]
「読み取り専用」属性がついたファイルは、ファイル内容の編集(変更)ができない、あるいは上書き保存ができない、といった特徴があります。
汎用的なのは、OS(ファイルシステム)の機能によってファイルに「読み取り専用」属性を与える方法で、Windows OS なら保存されたファイルを右クリックしたコンテキストメニューにある [プロパティ] を開き、[読み取り専用] の属性指定にチェックを付けるものです。
これとは別にもうひとつ、Word などのオフィス系ソフトとそのファイルについては、ソフトが内部設定で持っている「読み取り専用」属性の指定があります。
(参考)・読み取り専用を推奨 - セキュリティ設定 - Word入門
http://www.officepro.jp/word/security/index3.html
Linux 系 OS でよく使われる LibreOffice などにも同様の機能があります。
オフィス系ソフトの種類によって多少の違いはあるのでしょうが、上記 OS の機能の「読み取り専用」チェックが付いていなくても、ソフトウェアの設定でそのファイルに「読み取り専用」属性を付けることができます。
ご質問で "「読み取り専用」になる" と仰っているのは、どちらのことを意味しているのでしょうか。
[b](c)添付された「WORDで作成したファイル」を、受信側でどのように開いていますか?[/b]
添付ファイルをダイレクトにアプリケーションで開いているのか、いったんデスクトップなどに保存したファイルを開いているのかで、挙動が異なります。
Thunderbird でいえば、添付ファイルに対して [開く] を実行したときは、関連付けられたアプリケーションでストレートに開くか、動作を選択するダイアログが開いて、そこで選択したアプリケーションで添付ファイルを直接開きます。この場合は「読み取り専用」で開かれるはずです(長くなるので詳細は略)。
添付ファイルに対して、[名前を付けて保存] を実行した場合、保存後のファイルには OS の機能による「読み取り専用」属性は付きません。たとえ送信側で添付したファイルに「読み取り専用」属性がついていても、受信側で保存したファイルは受信側のデフォルト(つまり「読み取り専用」属性なし)になります。
こうした動作は、Thunderbird に限りません。たいていのメールソフトが同じような動作になっています。
ただし、上記(b)で述べた、オフィス系ソフトの機能でファイル内部に「読み取り専用」属性を持っている場合は、その属性は維持されるはずです。
[b](d)受信側の条件として、考慮すべき特別な事情はありますか?[/b]
受信側ユーザーはブラウザで Web メールを使っているとか、受信メッセージが保存されるのがファイルサーバー上になっているとか、そういった運用上の基本条件に関わる諸事情のことです。
添付ファイルを含むメールデータがどこに置かれていて、そこからどのような方法・手順で添付ファイルを取り出しているのかによっては、そのファイルをアプリケーションで開いたとき、取り扱いが「読み取り専用」になってしまうことはあるかもしれません。
例えば、共有フォルダに置かれたファイルは、先にそれを開いているユーザーがいた場合、あとから開いたユーザーは「読み取り専用」になるケースがあります。
そのバリエーションで、ウィルスチェックなど何かしらの常駐機能が、あるファイルに対して動作を実行している間は、後からそのファイルを開いた側は「読み取り専用」でしか扱えない、ということがあるかもしれません。
Word や Excel など広く使われていてマクロを包含できるファイルは、ウィルス対策ソフトの誤検知などでロックされてしまうことも、ないとはいえません。
こうした流れを具体的に追跡することで、「読み取り専用」(あるいは、そのように見える動作)になってしまう「理由」が見えてくるのでは、と思います。
上記は直接的な「理由」ではありませんが、"受信側で開くと「読み取り専用」になる" を考える上で、視野に入れておくべき事柄だと思います。
それぞれの組み合わせや、ここでは挙げきれなかった条件が関わってくることで、もっと複雑な事情になっている場合があるかもしれません。
現状の質問文には、他者が見て手がかりになるような具体性のある情報がないため、ざっくりした一般論しか申し上げられませんが、以上です。
役に立たない話だったすみません。