横から失礼します。
MMM さんが書きました:
Thunderbirdを38.0.1にバージョンアップしてから、
返信時に引用される箇所をコピーし、本文内やテキストエディタに
ペーストすると、改行が消えてしまう現象が発生しております。
言及するまでもないこととして省略なさっているのかもしれませんが、検索などでこのトピックにたどり着いた方ために情報を書いておきます。
この問題は、Thunderbird 38.0.1 のリリースノートに、「既知の問題」として挙げられています。
(参考)・Thunderbird 38.0.1 リリースノート
http://www.mozilla.jp/thunderbird/38.0.1/releasenotes/リリースノートに明記されているということは、Thunderbird の不具合なのを開発元が認識している、ということです。なので、修正に向けての動きはあると思います。
(補足)
コピー段階で改行コードがなくなっているようです。
ただ、ぼくが使っている複数のプロファイルの内、この問題が起こるものと起こらないものがありました。
(アドオンはいくつか入れていますが、返信の書式やリプライヘッダをカスタマイズするようなアドオンは使っていません。)
その違いを探ってみたところ、理由はわかりませんが次の設定項目が、この症状の現われ方に影響してくるのに気づきました。
興味のある方は、試してみていただけませんか。
[オプション] -> [詳細] -> [一般] -> [高度な設定] -> [設定エディタ] から開く about:config のウィンドウで、
mail.compose.wrap_to_window_width
の値を切り替えて、問題の再現性を確認してみてください。
初期値は false で、そのままだと本件の症状が現れます。
これを true に切り替えると問題は再現せず、当方の環境では改行が維持されました。
当然、この設定項目が対応している動作内容は、true にした結果を反映します。
メッセージ作成ウィンドウ内に入力した、改行のない、あるいは改行までが非常に長い文字列が、ウィンドウの幅で自動的に折り返されます。(表示上の "折り返し" であり、改行コードが挿入されるわけではありません。)
また、返信操作で開いたメッセージ作成ウィンドウ内で、自動引用された引用符付きの文字列の配色が変化するようです。
この設定の切り替えで変化する動作や表示を許容できるなら、本件の問題が修正されるまでの回避策のひとつにはなるかもしれません。
meeyar さんがご紹介くださった運用による方法と合わせて、この症状をなんとかしたいユーザーの選択肢になればと思い、書き込ませていただきました。
とりあえず以上です。