IMAP アカウントの場合は、サーバ同期上の特殊な仕様があります。
フォルダ名の違いや、フォルダ階層・構造の違いなどがあったり、同期対象もすべてのメール
ソフトに対応しているわけではありません。
また、メールソフト側の仕様上の違いもあります。
Thunderbird 側の「送信済みトレイ」に対応していないケースも考えられます。
POP アカウントならば、ローカル上の問題ですが、IMAP アカウントは、サーバ側の仕様にも
影響を受けるケースがあります。
サーバ側で、送信済みメッセージを自動的に保管する機能がある場合、そのフォルダが「送信
済みトレイ」と衝突してしまう仕様もあります。
送信済みメッセージをコピー保存するフォルダを、Thunderbird 内のローカルフォルダに設定
すると解決する場合もあります。
これらは、「送信済みトレイ」だけに限らず、「ごみ箱」などのフォルダでも、その処理仕様の
違いが現われる場合もあります。
#これは、私も経験しています。
エラーメッセージの「メッセージの 送信済みトレイ フォルダへの保存時にエラーが発生しまし
た。再実行しますか?」で、インターネット上で検索してみてください。
同類事例がいくつも見つかります。
それらも参考にしてみましょう。
[ポイント]Thunderbird の IMAP アカウント用の設定・仕様に、サーバ側が合わせてくれるのではなく、
サーバ側の IMAP アカウントの仕様に合わせて Thunderbird で設定するということです。
どこのプロバイダをご利用なのかは不明ですが、サーバ側の仕様や機能を、今一度、確認して
みましょう。
そこにサポート窓口があれば、問い合わせてみるのもいいでしょう。
参考事例として、下記の、Gmail の IMAP の場合をご紹介しておきます。
[参照] 下記のヘルプガイドの Thunderbird の項目を参照ください
IMAP クライアントの推奨設定 - Gmail ヘルプ[参照] 下記のフォルダの扱いについてのヘルプガイドを参照ください
メール クライアントの Gmail のフォルダ - Gmail ヘルプ