suna さんが書きました:
はじめて質問します。
Windows7で最近Windows Live Mailから乗り換えました。24.2.0
Windows Live Mailでは可能だった、下書きメールと送信済メールの識別方法がわかりません。
<使用状況>
Windows Live Mail時は下書きメールを下書きトレイへ保存後、手動で受信トレイへ移動し、追記しながら完成させていました。
(受信トレイをデスクトップのように使っていた)
Thunderbirdでは、受信トレイ上の該当メールが送信済であるか、下書き状態なのかが判別できません。
どちらにも送受信日時が表示される。
仕様でしょうか?何か方法がありましたらおしえていただきたくお願いします。
「仕様」、です。
下書きメールは、あくまでも「下書き」であって、受信メールや送信メールではないから、「テンプレート」と同様に、独立した「下書き」というメールフォルダーに保存する、という設計です。
全部のメールを一緒くたにして管理、ではなく、目的別にメールフォルダーを分ける、という設計になtっています。
一つのアカウントしか定義できなくて、「受信トレイ」一つだけ、という時代から次に進んだ時に、
「受信トレイ」一つだけ、のままで、IMAPのサポートが入ったりして(\Draftというフラッグが定義されている)、一つのメールボックスの中のドラフトメールと受信メールを区別する、という設計を選んだメーラーと、、
複数のメールフォルダーのサポートが先に入り、「受信トレイ」、「送信済み」、「ドラフト」、「テンプレート」などの、用途別のメールフォルダーを使用する、という設計を選んだメーラーの違い、なんでしょう。
返信メールは返信するメールと同じフォルダーに入れる、という設定があるので、自動的に受信メールも返信メールも同じフォルダーに入れられるのですが、「受信メール」とか「送信メール」というようなメタデータは、IMAPで定義されていないこともあって、メール自体のデータとして保持しないので、識別はできません。
From:が自分のメールアドレスなら送信メール、という判定と、スレッド表示にして、返信時に付けられるReference:ヘッダーベースによる前後関係での判定、返信されたメールに付く「返信済みマーク」による判定、などになります。
> Windows Live Mail時は下書きメールを下書きトレイへ保存後、手動で受信トレイへ移動し、追記しながら完成させていました。
> (受信トレイをデスクトップのように使っていた)
「トレイ」の意味を理解していますか?
玄関の郵便受けの箱に全部保存、と似たようなことはやめた方が無難です。
「受信トレイ」は、メールがダウンロードされればメールが追加されますし、フィルターで移動されればメールが削除されますから、非常に頻繁に更新がはいるものです。
Tbでは、メールデータ用にUnix Mbox形式のファイルを使っていますから、そのような場所に長期保存をしたいメールデータを大量に保存すれば、余計なトラブルに巻き込まれる確率が高まることに、ご注意を。
非常に頻繁に更新が入るメールフォルダーは、常にほぼ空の状態を保つ方が利口です。
メールフォルダー名は任意に指定できますから、「受信メール」とでも名付けたメールフォルダーに、フィルターなり手動なりで移動するだけの話。