WADAさんが書いて下さったアドバイスの
特に三番目の段落があまり理解できていないのですが、
やっと内容がまとまりましたので、ひとまず書き足させていただきます。
かなり長くなってしまい、申し訳ありません。
まず、前回書き漏らしていたバージョンについてです。
Debian のバージョンはインストール時は 7.2 だったと思うのですが
適用されたアップデートからOSは判断しているようで、
/etc/debian_version によると
Debian 7.3
さらに
Icedove 17.0.10
この Icedove のバージョンが Thunderbird のどのバージョンに
対応しているかは分かりません。
Windows においては
Windows 7 Professional
Thunderbird 24.2.0
昨日のことですが、
Windows 版の Thunderbird のバージョンを確認したついでに
Thunderbird で受信操作をしてみると、
HDD内にある未削除の過去のメールが見えている状態で
また既読メールが続々とダウンロードされました。
このように、別パーティションのマウント操作が必要ない Windows でこの症状が起きます。
途中で LANケーブルを抜いて再起動しDebianでログインし直すと、
Windows で重複ダウンロードされたものは残っていましたが
重複ダウンロードはそれ以上起きませんでした。
ちなみに、Thunderbird のプロファイルは
最初に XP で作成して使っていたものを
Vista に移して数年使用し、
さらに Win7 に移して1ケ月程前まで使用していて、
1ケ月くらい前からは Debian でも使うようになったものです。
それと、重複ダウンロードされたメールの削除が面倒だと書いてある過去の投稿がありますが、
未読・既読でメールを並べ変えるボタンを押し
未読をshiftキーで一括選択してゴミ箱に入れると簡単だと思うのですが、
その投稿の頃はこの機能がなかったのでしょうか。
さて、WADAさんのアドバイスに関することを以下で詳しく書きます。
profiles.ini がそれぞれ
Windowsのパーティション、debianのパーティション、FAT32のデータパーティション
に存在する三つがありまして、
念のために一応コピーしておきます。
パスは基本的に全て Linux で表示されたものを貼っつけておきますが
Windows のシステムパーティションは OS と自動的にラベルされていて/media/OS/Users/username/AppData/Roaming/Thunderbird/profiles.ini
(Windows では C:¥Users¥ysername¥AppData¥Roaming¥Thunderbird¥profiles.ini に相当。
Cパーティション内のファイルは /media/OS/ 以下に配置されているというわけ)
の中身は
[General]
StartWithLastProfile=1
[Profile0]
Name=default
IsRelative=0
Path=E:¥Thunderbird¥Profiles¥d27vgakb.default
debian のパーティションにある
/home/owner/.icedove/profiles.ini
の中身は
[General]
StartWithLastProfile=0
[Profile0]
Name=default
IsRelative=1
Path=u0xy47h5.default
Default=1
FAT32のデータパーティションにあった
/media/FAT32/Thunderbird/profiles.ini
の中身は
[General]
StartWithLastProfile=1
[Profile0]
Name=default
IsRelative=1
Path=d27vgakb.default
となっていたのですが、
これは WindowVista から Windows7に
プロファイルを移す時に自分でコピーしたもののような気がしまして、必要ないファイルかもしれません。
prefs.js の中の(real)hostname につきましては、
全てのケースで行番号が残ってしまっていますが
@nifty,gmail に関係あるところのみ全てコピーします。
/media/OS/Users/username/AppData/Roaming/Thunderbird/Profiles/q8mvw6gs.default/prefs.js
においては
49 user_pref("mail.server.server2.hostname", "Local Folders");
59 user_pref("mail.smtpserver.smtp1.hostname", "smtp.nifty.com");
/home/username/.icedove/u0xy47h5.default/prefs.js
においては
100 user_pref("mail.server.server1.hostname", "pop.nifty.com");
124 user_pref("mail.server.server2.hostname", "Local Folders");
145 user_pref("mail.server.server3.hostname", "pop.googlemail.com");
153 user_pref("mail.server.server3.realhostname", "pop.gmail.com");
165 user_pref("mail.smtpserver.smtp1.hostname", "smtp.nifty.com");
171 user_pref("mail.smtpserver.smtp2.hostname", "smtp.gmail.com");
Windows のシステムパーティションと
Linux のシステムパーティションとにこのファイルが存在しているのは、
おそらくメールデータを引っ越す時に
まずメールアカウントを新しい環境で作らなければいけなかったからです。
そんなことをせずに
プロファイルフォルダをコピーするだけでうまくできる方法があるかもしれませんが、
私はよく分からないものでして。
/media/FAT32/Thunderbird/Profiles/d27vgakb.default/prefs.js
においては
209 user_pref("mail.server.server1.hostname", "Local Folders");
229 user_pref("mail.server.server2.hostname", "pop.nifty.com");
252 user_pref("mail.server.server3.hostname", "pop.gmail.com");
287 user_pref("mail.server.server6.hostname", "smart mailboxes");
295 user_pref("mail.smtpserver.smtp1.hostname", "smtp.nifty.com");
317 user_pref("mail.smtpserver.smtp3.hostname", "smtp.gmail.com");
338 user_pref("mail.smtpserver.smtp6.hostname", "smtp.googlemail.com");
344 user_pref("mail.smtpserver.smtp7.hostname", "smtp.googlemail.com");
一応削らずに載せておきましたが
〜googlemail.com というのは
依然使用していた Livedoor mail のものと思われます。
gmail の Icedove での設定を見ると
popサーバ pop.gmail.com
smtpサーバ smtp.gmail.com
となっていました。
realhostname,hostname については
http://forums.mozillazine.org/viewtopic ... &t=1697195に書いてありましたが
変更前の hostname を残してあるだけなのですか。
私のケースでは
/home/username/.icedove/u0xy47h5.default/prefs.js
において一カ所だけですが、紛らわしい感じがしますね。
また、
/media/OS/Program Files/Mozilla Thunderbird
には prefs.js はなし。
あと、「prefs.js」 で検索すると
prefs.js.msf
channel-prefs.js
なるファイルがありましたが、hostname とは書かれておらず、これは関係ないようです。
FAT32 パーティションの popstate.dat に書いてあるサーバー名は
@nifty の方が
4 *pop.nifty.com <@の前の@niftyアカウント名>
1675 *pop.nifty.com <@の前の@niftyアカウント名>@nifty.com
gmail の方が
4 *pop.googlemail.com <@の前のgmailアカウント名>@gmail.com
219 *pop.gmail.com <@の前のgmailアカウント名>
というように、現在は異常なさそうです。
Linux のアクセス権限については慣れてないものでして
前回、
gozilla人 さんが書きました:
一般ユーザー権限で書き込みができないようですので、
icedoveはroot権限で書き込みを行なっているということでしょうか。
この辺は私にはよく分かりません。
などと寝ぼけたことを書いてしまいました。
私がいつもログインしている「username」アカウントが
Icedove を立ち上げるので、
Icedove はこれらのファイル所有者でもある「username」の権限で書き込みができているだけの話でした。
訂正いたします。
viewtopic.php?t=10179に書いてあった3つの対応策も試して、
皆さんから何らかのアドバイスがもらえたりして
無事に解決すればいいのですが、
また重複ダウンロードが発生するようであれば、
拡張機能の「ImportExportTools」など使わずとも
複数のメールを同時選択して右クリック、「メッセージを保存」とやれば
簡単に同じフォルダ内のメールが .eml 形式で保存できるようですし
インポートはドラッグ&ドロップするだけとさらに簡単なので、
Icedove をインストールし直して、
新たにプロファイルを作り直すのもいいのかな、と思い始めたところですが。