ほくは故あって Gmail を使ってないので、具体的にどうなるかを試したわけではありません。
一般的な視点とThunderbird 内部の操作に関して、気がつくことをコメントさせていただきます。
Otoha さんが書きました:
素直に、ThunderbirdでRSS受信して、その内容(HTML?すみません。IT系じゃないので詳しい事わからなくて)をGmail上に振り分けして、IMAPでGmailをバックアップにできませんでしょうか?(Gmailに振り分けたRSSはGmailのIMAPで引っ張ったら、Gmailアカウントで、RSS表示したいんです)
IMAP の特質は "双方向の同期" ですから、IMAP にバックアップ機能を期待すべきではないと思います。
ローカル(Thunderbird)側のデータが削除されたら、サーバ(Gmail)側のデータも同期をとって削除される(その逆もしかり)――というのが IMAP の基本動作ですから。
Otoha さんが書きました:
あたし、自分が悪いって言われたらそれまでなんですけど、バックアップを忘れて、Windows7 を入れなおしちゃう事が多々あるんです。
バックアップが主目的なら、ネットワークストレージなどをご利用になったほうがいいのではないでしょうか。
ただし、保管したデータを、Thunderbird や他のフィードリーダなどと同等に Web 上から即時的に閲覧するのは困難かもしれませんけど。
ということで、データのバックアップと Web 上での即時的な閲覧の両立というのは、ちょっと思い当たりません。
しかし、気休め程度にしかならないとは思いますが、Thunderbird のフィード機能で受信したデータを、IMAP アカウントにもコピーして Gmail 上に反映させることは、もしかしたらできるかもしれません。(くり返しますが、Gmail のことはよく知らないので、捕らぬ狸の……かもしれませんけど...。)
(大前提)
― 電子メールとフィード(RSS や Atom)は、もともとの仕様が異なります。受信したメールとフィードのソースを比較すれば、そのことはわかると思います。
― Thunderbird は、これらの異なるデータを扱えますが、当然ながらアカウントの種類は別になり、完全に同等に扱えるわけではありません。
― Thunderbird 内部で両者を扱えることと、Gmail に送ったフィードデータを Gmail で問題なく扱えるかは別問題です。
(Thunderbird 内部での扱い)
― フィードアカウントで受信したフィードメッセージを、メッセージフィルタで自動的に IMAP アカウントのフォルダにコピー(または移動)することは可能だと思います。
― この IMAP アカウントのフォルダを同期対象に設定しておくことで、Gmail 側に反映させることは可能かもしれません。([下書き] に保存したドラフトを IMAP サーバに反映させられるように、って意味です。)
(注意すべき点)
― 前述したように、フィードメッセージのデータ形式は電子メールのそれとは同一ではありません(典型的には、メールヘッダに相当する部分に To: フィールドは存在しない――などです)。
フィードの配信元の仕様によっては、電子メール的に扱った場合に文字コードや改行コードが問題になる場合があるかもしれません。
これらが、Gmail 側に電子メールとしてどのように認識される(されない?)かがポイントになろうかと思われます。
― フィードを取得するということはオンライン状態でしょうから、逐次的にメッセージフィルタで IMAP アカウントのフォルダにコピーがおこなわれた時点で、Gmail 側との同期も開始されると考えられます。
このときの通信量、使っている回線などの環境条件によっては、問題が起こる場合があるかもしれません。
このあたりは、Otoha さんが実際に試されてはいかがでしょうか。
試験的に適当なフィードを Thunderbird で購読し、それを手動でもメッセージフィルタによる自動化でもいいので、IMAP アカウントのフォルダにコピーし、Gmail にどう反映されるか試すのは、そんなに手間はかからないと思います。
その結果をご報告いただければ、同じようなニーズを持つユーザーさんにとっても有益な情報になるかもしれませんから。
今回もご希望に沿えないコメントになってしまい申し訳ないですが、以上です。
> 的外れなことを書いてたらすみません。