少々時間が経っているので、自己解決されたかもしれませんが......。
ご存知のように、Thunderbird で添付ファイルを分離した場合は、分離時に指定したファイル保存先のパスがメール本文に記録され、ファイルを移動したりリネームしない限り、その関連付けで Thunderbird 側から当該ファイルを開くことができます。
このように分離して保管する形式での添付ファイルの管理は、平常時は通常の方法と比較して何の遜色もなく、むしろ各トレイ/フォルダの消費容量を抑えられるといったメリットさえありますが、メール環境の移行やトラブル発生に際し、パスの関連付けを維持するのが困難または不可能になるという大きな落とし穴(潜在的なデメリット)があるのはご承知のとおりです。
添付ファイルの分離時に、必ず決まったフォルダに保存しているなら、
(1)新しいシステム環境に、メール本文にある添付ファイルのパスと同じディレクトリ構造を再現し、そこに添付ファイル群を移行する。
(2)メール本文にある添付ファイルのパスを、新しいシステム環境に作った新しいディレクトリ構造のパスに書き換える。
――といった方法を、手動で操作することは比較的簡単にできると思います。
一方、添付ファイルの分離時に、そのファイルの用途に応じて様々な場所に散在させて保存しているなら、これらをすべて整合性を保って書き換えるのは難しいかもしれません。
Eudora(オリジナルの)から Thunderbird への移行でも類似の障壁がよくあるようですが、いったん分離させた添付ファイルをもう一度本文と一体化して再構成するのはけっこう難しいようです。(Thunderbird でも、分離実行時に「取り消すことができません」と警告が出ますし...。)
Thunderbird から Thunderbird への引っ越しで、分離した添付ファイルを再構成してメール本文と一体化できるアドオンか外部ツールがあればいいんでしょうが、残念ながらぼくはそのようなものを存じません。
他のユーザーさんから、有益な情報が寄せられればいいのですが......。
(余談)
ぼく個人は、添付ファイルを次のような考え方で扱っています(主に仕事上)。 ・電子メールの構成要素の一部としてとらえる。(*後述) ・いつ、だれと送受したファイルかを記録として明確に残すためメール本文から分離しない。 ・ファイルのオリジナル性を保護する(容易な改竄を抑止する)ため、メール本文から分離しない。 ・添付ファイルを編集または再利用する場合は、「保存」を使ってファイルのコピーを作る。 ・長期的にはシステムの移行やハードディスク障害などのトラブルは起こりうることなので、その際の対処をも意識した一貫性のある運用方法をとる。(→ 目先の利便性だけにとらわれない。)
*電子メールはファイルを送受するための手段に過ぎず、ファイルが送受できれば電子メールそのものは重要ではない――という考え方もあろうかと思います。この場合は、PC の引っ越しやメールクライアントの乗り換えでも、そのような発想の下に分離した添付ファイルを扱えばいいだけだと思います。 しかし、少しでもメールとの関係性を維持したいと考えるなら、「分離」での添付ファイルの恒常的な運用は慎重におこなうほうがいいと思います。(いまの時点ではどうしようもありませんが、今後の考え方として...。) 最終的にはユーザー個々人の判断なので、ぼくの考え方を押しつけるつもりは毛頭ありませんが、参考にできるところがあれば採り入れていただければと思います。
解決策でなくて申し訳ないですが、とりあえず以上です。
少々時間が経っているので、自己解決されたかもしれませんが......。
ご存知のように、Thunderbird で添付ファイルを分離した場合は、分離時に指定したファイル保存先のパスがメール本文に記録され、ファイルを移動したりリネームしない限り、その関連付けで Thunderbird 側から当該ファイルを開くことができます。
このように分離して保管する形式での添付ファイルの管理は、平常時は通常の方法と比較して何の遜色もなく、むしろ各トレイ/フォルダの消費容量を抑えられるといったメリットさえありますが、メール環境の移行やトラブル発生に際し、パスの関連付けを維持するのが困難または不可能になるという大きな落とし穴(潜在的なデメリット)があるのはご承知のとおりです。
添付ファイルの分離時に、必ず決まったフォルダに保存しているなら、
(1)新しいシステム環境に、メール本文にある添付ファイルのパスと同じディレクトリ構造を再現し、そこに添付ファイル群を移行する。
(2)メール本文にある添付ファイルのパスを、新しいシステム環境に作った新しいディレクトリ構造のパスに書き換える。
――といった方法を、手動で操作することは比較的簡単にできると思います。
一方、添付ファイルの分離時に、そのファイルの用途に応じて様々な場所に散在させて保存しているなら、これらをすべて整合性を保って書き換えるのは難しいかもしれません。
Eudora(オリジナルの)から Thunderbird への移行でも類似の障壁がよくあるようですが、いったん分離させた添付ファイルをもう一度本文と一体化して再構成するのはけっこう難しいようです。(Thunderbird でも、分離実行時に「取り消すことができません」と警告が出ますし...。)
Thunderbird から Thunderbird への引っ越しで、分離した添付ファイルを再構成してメール本文と一体化できるアドオンか外部ツールがあればいいんでしょうが、残念ながらぼくはそのようなものを存じません。
他のユーザーさんから、有益な情報が寄せられればいいのですが......。
(余談)
[size=100]ぼく個人は、添付ファイルを次のような考え方で扱っています(主に仕事上)。 ・電子メールの構成要素の一部としてとらえる。(*後述) ・いつ、だれと送受したファイルかを記録として明確に残すためメール本文から分離しない。 ・ファイルのオリジナル性を保護する(容易な改竄を抑止する)ため、メール本文から分離しない。 ・添付ファイルを編集または再利用する場合は、「保存」を使ってファイルのコピーを作る。 ・長期的にはシステムの移行やハードディスク障害などのトラブルは起こりうることなので、その際の対処をも意識した一貫性のある運用方法をとる。(→ 目先の利便性だけにとらわれない。)
*電子メールはファイルを送受するための手段に過ぎず、ファイルが送受できれば電子メールそのものは重要ではない――という考え方もあろうかと思います。この場合は、PC の引っ越しやメールクライアントの乗り換えでも、そのような発想の下に分離した添付ファイルを扱えばいいだけだと思います。 しかし、少しでもメールとの関係性を維持したいと考えるなら、「分離」での添付ファイルの恒常的な運用は慎重におこなうほうがいいと思います。(いまの時点ではどうしようもありませんが、今後の考え方として...。) 最終的にはユーザー個々人の判断なので、ぼくの考え方を押しつけるつもりは毛頭ありませんが、参考にできるところがあれば採り入れていただければと思います。[/size]
解決策でなくて申し訳ないですが、とりあえず以上です。
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