横から失礼します。
すでに基本事項のアドバイスはなされているので、いまさら蛇足なのですが、気になる点があったのでコメントさせていただきます。
tambarin さんが書きました:
学習させているのですが、Training.datもjunklog.htmlもプロファイル内に作成されません。
ここでおっしゃっている「学習」とは、具体的にどのような操作を、どのような手順でおこなっていることを指しておられますか?
tambarin さんが書きました:
まず、自動振り分けも手動振り分けもダメです。
初めて Thunderbird をインストールした直後で迷惑メールフィルタの「学習」が皆無だと、ある意味当然の結果のようにも思えますが......。
「ダメ」とは、具体的にどのような操作をし、どういう結果になったことをおっしゃっているのでしょう?
というのは以前、ぼくの知人で「迷惑メールフィルタが全然機能しない」という人がいました。
よくよく聞いてみると、迷惑メールの設定を有効にしたら自動的に学習するものだと思い込んでいて、Thunderbird のインストール後に手動での「学習」を一度もおこなっていなかった、という話でした。
「Training.datやjunklog.htmlが全く作成されない」という問題に絞っていいますと、
旧バージョンのプロファイルを引き継ぐようなアップグレードではなく、まったく新規に Thunderbird をインストールした場合、Training.dat は――
(1)[アカウント設定] と [オプション] の迷惑メール関連の設定をおこなっただけでは生成されません。
(2)[ツール] -> [迷惑メールフィルタを実行] を手動実行しただけでも生成されません。
(3)ユーザーが個々のメッセージに対して、[迷惑メール] か [非迷惑メール] かの判断をおこなった場合にはじめて生成され、以降は判断が加わるごとにそのデータが蓄積されていきます。
Thunderbird の迷惑メールフィルタでいうところの「学習」とは(3)のことを指し、
ユーザーが望む判定基準を教え込むことです。
紛らわしいのですが、(2)は既定値での判定・振り分けを(手動で)試みているだけで、「学習」ではありません。
つまり、本来の意味の「学習」を一度も実行していないと Training.dat は生成されず、したがって迷惑メールの自動フィルタリング(自動振り分け)も適正に機能せず、自動フィルタリングが有効に働かないので [迷惑メールログを有効にする] が ON になっていても junklog.html が生成されない――といった流れが考えられるのではないでしょうか。
まったく新規に Thunderbird をインストールしたあとの [迷惑メールフィルタ] の初回実行時には、下記のような情報ダイアログが表示されるはずですが、ぼくの知人はあっさり読み飛ばし、上記(1)(2)だけを実行していたようでした。
引用:
Thunderbird には迷惑メール(スパムメール)であると思われる受信メッセージを自動的に識別する機能が備わっており、迷惑メールであると判断されたメッセージには迷惑メールアイコンが表示されます。
初めはヘッダツールバーの [迷惑マークを付ける] ボタンを用いて、各メッセージが迷惑メールであるかどうかマークしていってください。あなたのその判断を元に迷惑メールの識別基準が作られていきます。
Thunderbid が迷惑メールを正確に判別できるようになったら、迷惑メールフィルタを用いて受信した迷惑メールを自動的に “迷惑メール”フォルダへ移動させると良いでしょう。
tambarin さんのケースがこれに該当するかどうかはわかりませんが、上述のような事例を経験しているので、参考までに紹介しておきます。
的外れだったらすみません。