ちまちまと続けている Mozilla アプリ用 Applescript を更新しました。以下、云々。
Firefox のトラブルシューティングではセーフモード起動で問題が再現するかを確認することがあります(特にカスタマイズを行っている場合)。またフォーラムでもセーフモード起動での確認を求める返答が多いわけですが。
基本的なトラブルシューティング
Mac OS X では Firefox のセーフモード起動は Terminal.app から実行しますが、扱いになれていなければ難しい作業かもしれません。
で、できるだけ簡単にできないかと、Firefox 起動スクリプトを公開していましたが、Mac OS X 10.6 のサービスが扱いやすくなったことから、サービスメニューからセーフモード起動を実行できるワークフローを作ってみました。
使い方は簡単です。
ダウンロードした Automater ワークフローをホームのライブラリの Service フォルダにコピーしていただくと Firefox メニューのサービスからセーフモード起動を実行できます。
詳しい説明は拙サイトをご覧ください:
Mac OS X の Service から Firefox や Thunderbird をセーフモード起動
使い方と共に既知の問題(らしきもの)も書いていますが、こちらにも書いておきます。
- 利用環境は Mac OS X 10.6 以上、Firefox 3.5 以上のバージョンに限ります。
- Trunk のナイトリー (Minefield/3.7a2pre) は何故か正常に動きません
- 異なるバージョンの Firefox をインストール/起動コントロールしている場合は使用できません(スクリプトを書き換えれば可能ではありますが)
- 処理が行われるまで「詰まったような感じ」の遅延が発生します(何故なのか分かりません)。ただしスクリプトは正常に実行します。
セーフモードを削除しろ!なんて不穏な話もあるようですが、とりあえず次期 Firefox (3.7??) でも使えそうです。が、もし Firefox に仕様変更があった場合はサービスメニューも削除してください。
# mitsugu さんからご指摘をいただきましたが、セーフモードを削除という話はありません。お騒がせして申し訳ありませんでした。
さらに詳しい説明とワークフローのダウンロードは上記リンク先よりお願いします。
動作やスクリプトの問題がありましたらお知らせください。またスクリプトの改善案をご教示いただけると幸いです。