Mozillaは、
Firefoxの[url=https://www.mozilla.org/en-US/firefox/115.0/releasenotes/]マイルストーンバージョン「115.0」を公開（Firefox Release：July 4, 2023）[/url]しました。

注意事項：Firefox 115.0 での Changed（変更事項）として、
Mozilla によって監視されていないアドオンを実行している Firefox ユーザーが、
特定のサイトにアクセスした場合、
Firefox に[u][color=#FF0000]「some extensions are not allowed：一部の拡張機能は許可されていません」[/color][/u]と通知がポップアップし、
そのサイトでの実行がブロックされます。
これは、Firefox バージョン 115 に導入した新しいバックエンド機能「Quarantined Domains：隔離ドメイン」に因るもので、
セキュリティ上の懸念を含むさまざまな理由から
「Mozilla が監視する一部の拡張機能のみが特定の Web サイトで実行できるようにする」仕組みです。
その FAQ：[url=https://support.mozilla.org/ja/kb/quarantined-domains]Why do only monitored add-ons work on some websites? | Firefox ヘルプ
（一部の Web サイトでは監視対象のアドオンのみが動作するのはなぜですか?）[/url]
Mozilla によって Web サイトで禁止されているアドオンを許可したい場合は、構成エディター (about:config) から許可できます。

Quarantined Domains（隔離ドメイン）：
[url=https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1835013]1835013 - Include quarantined domains pref in `about:support` | bugzilla.mozilla.org[/url]

[url=https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/]Mozilla Foundation Security Advisories — Mozilla
（Mozilla Foundation のセキュリティ勧告）[/url]

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「Firefox ESR」も同日に、[url=https://www.mozilla.org/en-US/firefox/115.0esr/releasenotes/]115.0esr[/url] が公開されました。
しかしながら、
既存ユーザーには[url=https://www.mozilla.org/en-US/firefox/102.13.0/releasenotes/]「Firefox ESR 102.13.0」[/url]がプッシュされています。
[u]既存ユーザー向けの「Firefox ESR 115.x への自動更新」は保留中[/u]のようです。

（Firefox ESR 102 系を使用する）既存ユーザーは自動更新機能を利用して、アップグレード版「115」への移行をされることが無難です（新たなマイルストーンバージョンは、不測のバグなどが想定されるので、手動更新は非推奨です）。
現時点でのマイルストーンバージョン「Firefox ESR 115.0」は、
新規にインストールされる（新規ユーザー向けの）仕様として公開（リリース）されています。