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トピックのレビュー - 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。
作成者 メッセージ
  記事の件名:  Re: 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。  引用付きで返信する
mar さんが書きました:
諸行無常 さんが書きました:
事情(理由と今後)は定かではありませんが、
現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。

Thunderbird は、Firefox の ESR (延長サポート版) に相当するバージョンごとに正式リリースされています。
https://wiki.mozilla.org/Thunderbird:Home#Releases

間のバージョンは Beta 版としてテストできるものが公開されています。(現在は 72.0 beta)

mar さんが提示された
Thunderbird:Home | MozillaWiki
https://wiki.mozilla.org/Thunderbird:Home#Releases
に、確かに明示されていました:
その抜粋(意訳)
今後のリリース
● バージョン 68、およびバージョン 60:
バージョン 60 のユーザーは、徐々にバージョン 68 に更新されています。
● Thunderbird は、 コードの準備とテストが完了した時点で出荷されるため、特定の予定日にリリースされません。 Firefox ESR のリリーススケジュールを大まかに追従します (スケジュールありきを優先することはしない)。 RapidRelease/Calendar の ESR column(列)をご覧ください。
● ESR リリースは通常、Firefox の公開日から 1 週間後に発生します。 しかし、 コードの準備ができて、テストが完了した時点で出荷されるため、さらに遅延する可能性があります。 つまり、日付を正確に予測することはできません。 日付が表示された場合でも、半信半疑で真に受けないで下さい。 Thunderbird のホームページ に「最新」バージョンが表示されていない場合でも、心配しないでください。新しいバージョンはまだ準備ができていません。
新しい機能と修正が発生するため、(ボランティアによるローカライズなどの)修正作業に時間(日数)を必要とします。
それらの事由により、修正および機能のスケジュールに関してはユーザーに通知ができません。
より早く新機能が必要な場合は、
テストとコードの作成 を支援するか、
ベータ版(ページ下部の[BETA 版をダウンロード]から入手) を使用してください。
Release Driving -リリースが完了に向けてどのように動くか

----------------------------------------------------------

その公式 Wiki によって、疑問が氷解しました。
当方は、
カレンダー拡張機能の「Lightning」を削除していたためか、
Thunderbird 60.9.1 から 68.x へのアップグレードが自動適用されていませんでした。

しかしながら、
プラットフォームの Firefox(ESR)の問題を踏まえ
【緊急更新】Firefox 72.0.1 及び Firefox ESR 68.4.1 で修正されたセキュリティ脆弱性 | forums.mozillazine.jp
viewtopic.php?t=17853&p=65183#p65183
且つ、Thunderbird にも対応する「緊急パッチ」の更新リリースが公開されたため
Security Vulnerabilities fixed in Thunderbird 68.4.1 | http://www.mozilla.org
https://www.mozilla.org/en-US/security/ ... sa2020-04/
昨晩、Thunderbird 60.9.1(64bit)を、68.4.1 への「アップグレードの手動更新」を決断しました。

この現状を考察するに、
引き続き、拡張機能のレガシーサポートを備えた「60. *」ブランチは有効だったようです。

----------------------------------------------------------

余談ですが、
当方が昨晩決行した(Thunderbird 60.9.1 から)68.4.1(64bit)への「アップグレードの手動更新」は、
(念の為に、Profile を 7zip にてローカルに Backup したうえで「更新」ボタンを押下)
正常に完了し、懸念されたユーザーエクスペリエンスの低下は認められません。
使用中だった拡張機能(26アイテム)は、
https://i.imgur.com/69rayGL.png
「アドオンマネージャー」にて
https://i.imgur.com/9p1d3Dt.png
[ ⚙:今すぐ更新を確認 ]の実行で
https://i.imgur.com/T507HUT.png
68.4.1 と互換性のない「contacttabs@janek.org.xpi」以外は、引き継げました。
現時点では、全てが以前と同等以上のユーザーエクスペリエンスであり、順調のようです(ホッとしています)。

以上
当トピック:現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。
を整理する観点で、当方の事例を交えての追記になります。
事例として、ユーザー各位のご参考になれば幸いです。
投稿記事 Posted: 2020年1月12日(日) 10:05
  記事の件名:  Re: 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。  引用付きで返信する
諸行無常 さんが書きました:
事情(理由と今後)は定かではありませんが、
現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。

Thunderbird は、Firefox の ESR (延長サポート版) に相当するバージョンごとに正式リリースされています。
https://wiki.mozilla.org/Thunderbird:Home#Releases

間のバージョンは Beta 版としてテストできるものが公開されています。(現在は 72.0 beta)
投稿記事 Posted: 2020年1月11日(土) 19:18
  記事の件名:  Re: 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。  引用付きで返信する
Thunderbird 68.3.0 が(December 3, 2019:米国西部時間)リリースされましたが、
引き続き、現在、2つのブランチで提供されています:
① 拡張機能のレガシーサポートを備えた「60. *」ブランチ
② WebExtensions API に完全移行化した新しい「68. *」ブランチ

現在、Thunderbird 60. * のユーザーは、
カレンダー拡張機能の「Lightning」がインストールされていない限りは、
60.x から 68.x への新しいバージョンへの自動更新オプションは有効化されず、自動アップグレードは適用されませんが、例外的に、公式プロジェクト Web サイトから「インストーラーをダウンロードして手動でアップグレードが可能」です。

出典:
Email client Thunderbird 68.3.0 is out | gHacks Tech News
https://www.ghacks.net/2019/12/06/email ... -0-is-out/
by Martin Brinkmann on December 06, 2019
投稿記事 Posted: 2019年12月06日(金) 20:51
  記事の件名:  現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。  引用付きで返信する
事情(理由と今後)は定かではありませんが、
現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。
その「60.x」のブランチの最新版は 60.9.1(米国西部時間:November 5, 2019 公開)です。

リリース・ノートについて:
● Thunderbird — Release Notes (60.9.1) | Mozilla
Version 60.9.1, first offered to channel users on November 5, 2019
https://www.thunderbird.net/en-US/thund ... 1031083309
>修正:Google 認証(OAuth2)の問題
● Thunderbird — Release Notes (60.9.0) | Mozilla
Version 60.9.0, first offered to channel users on September 6, 2019
https://www.thunderbird.net/en-US/thund ... easenotes/
>追加機能:Office365 用の Exchange アカウントの構成を提案します。 このアカウントタイプにはサードパーティのアドオンが必要です。 IMAP はまだ代替として存在しています。
>修正:さまざまなセキュリティ修正
Security vulnerabilities fixed in - Thunderbird 60.9 — Mozilla | セキュリティの脆弱性の修正(詳細)
https://www.mozilla.org/en-US/security/ ... sa2019-29/

参考情報として:
Thunderbird 60.9.1 and 68.2.2 have been released | gHacks Tech News
https://www.ghacks.net/2019/11/08/thund ... -released/
by Martin Brinkmann on November 08, 2019
その趣旨(意訳)
Thunderbird 開発チームは、公式サポートされている 2つのブランチ向けに 2つのアップデートをリリースしました。
どちらのリリース(60.9.1 および 68.2.2)もメールクライアントの問題を修正しますが、新しい機能は導入されていません。

Thunderbird は現在、2つのバージョンで提供されています。
Thunderbird 60.x は電子メールクライアントの「クラシックバージョン」です。
一方、Thunderbird 68.x は新しいコードに基づいた新しいバージョンであり、その結果、以前にリリースされた「クラシックバージョン」用の拡張機能すべてと完全な互換性がありません。

チームは 2019年 8月に Thunderbird 68 をリリースしましたが、
カレンダー拡張機能の「Lightning」がインストールされていない限りは、
60.x から 68.x への新しいバージョンへの自動更新オプションは有効化されず、自動アップグレードは適用されませんが、例外的に、公式プロジェクト Web サイトから「インストーラーをダウンロードして手動でアップグレードが可能」です。

Thunderbird 60.9.1 は、60.x ブランチ(を利用するユーザー向け)の自動アップデート版です。
この新しいバージョンでは、Google アカウントを認証してメールクライアントに統合するために使用される Google 認証(OAuth2)の問題が修正されています。
リリース・ノートによると、2件の未解決の問題があります。どちらも長年の問題であり、新しいものではありません。
  • Twitter が API に加えた変更のため、現在 Twitter は機能していません。
  • ドライブ文字でアドレス指定された Windows ネットワーク共有は、現在 UNC でアドレス指定されています。


総括:
(60.9.1 および 68.2.2の)どちらの更新も、解決する問題の 1つに影響されない限り、実際には必須の更新ではありませんが、Thunderbird での Gmail アカウントに問題がある場合は、更新版の適用で解決される可能性があるため、アップデートをお勧めします。
投稿記事 Posted: 2019年11月14日(木) 19:06

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