※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、Firefox のバージョンだけでなく、OS の種類や実際の運用条件などの情報を書き添えることをお勧めします。次の Web ページをサンプルとしてテストしてみたところ、ご指摘の問題が再現しました。
(サンプル)・opacity-CSS3リファレンス
http://www.htmq.com/css3/opacity.shtml(テスト環境)
Windows 8 Pro + Firefox 46.0.1
インクと紙がもったいないので、仮想プリンタを使って PDF ファイルとして "印刷"(=出力)。
(テスト結果)
サンプルページで opacity が指定された要素は、[印刷プレビュー] では opacity 指定を反映させた状態で表示されていますが、実際に [印刷] を実行すると、opacity 指定のある要素が印刷されません。
(比較)
同一 OS 環境上の Firefox 45.1.1 ESR で、同じ Web ページを同じ条件で印刷してみましたが、opacity 指定を反映させた状態でページの印刷ができました。
(結論)
これらのテスト結果からは、Firefox 46.0.x 系のバグであろうことが推測されます。
(解決または回避の方法)
現状で、Firefox 46.0 の設定変更などからこの問題を解決する方法は、これといって思いつきません。
直前の Firefox 45.x が ESR 系列なので、通常系列のリリースチャンネル(46.0 、47.0 、48.0 ……)に進むのではなく、しばらくは ESR チャンネル(45.1 、45.2 、45.3 ……)でしのぐことが、選択肢のひとつにはなろうかと思います。
(注)
プロファイルの使い回しには注意してください。
45.0 から 46.0 はそれほど大がかりな追加・変更はなかったので、既存のプロファイルを使い回しても大過はないとは思いますが、一般的にバージョンを後戻りさせる場合は、古いバージョン用の新しいプロファイルを追加して、既存プロファイルから必要なデータ(ブックマークやパスワード情報など)だけをコピーしたほうが安全です。
しばらく ERS チャンネルで使い続けたあと、通常のリリースチャンネルに移る場合も、変更が大きくなることに注意してください。opacity 指定された要素が印刷されないのはバグだと思うので、その修正は期待したいところですが、いますぐ印刷結果を得たいのなら、次のような手段を試してみてはいかがでしょうか。
アドオンの中には、表示中の Web ページ全体のスクリーンショットを取得したり、PDF ファイルとしてエクスポートしてくれるものがあります。
こうしたアドオンを使い、通常の印刷プロセスを経ない手段で Web ページ全体をビジュアルとして取得・出力し、それを元に印刷をおこなってみる方法です。一手間かかってしまいますが、当該 Web ページの印刷結果を得ることが目的なら、緊急避難的には使えるかもしれません。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
[color=blue]※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、Firefox のバージョンだけでなく、OS の種類や実際の運用条件などの情報を書き添えることをお勧めします。[/color]
次の Web ページをサンプルとしてテストしてみたところ、ご指摘の問題が再現しました。
(サンプル)・opacity-CSS3リファレンス
http://www.htmq.com/css3/opacity.shtml
(テスト環境)
Windows 8 Pro + Firefox 46.0.1
インクと紙がもったいないので、仮想プリンタを使って PDF ファイルとして "印刷"(=出力)。
(テスト結果)
サンプルページで opacity が指定された要素は、[印刷プレビュー] では opacity 指定を反映させた状態で表示されていますが、実際に [印刷] を実行すると、opacity 指定のある要素が印刷されません。
(比較)
同一 OS 環境上の Firefox 45.1.1 ESR で、同じ Web ページを同じ条件で印刷してみましたが、opacity 指定を反映させた状態でページの印刷ができました。
(結論)
これらのテスト結果からは、Firefox 46.0.x 系のバグであろうことが推測されます。
(解決または回避の方法)
現状で、Firefox 46.0 の設定変更などからこの問題を解決する方法は、これといって思いつきません。
直前の Firefox 45.x が ESR 系列なので、通常系列のリリースチャンネル(46.0 、47.0 、48.0 ……)に進むのではなく、しばらくは ESR チャンネル(45.1 、45.2 、45.3 ……)でしのぐことが、選択肢のひとつにはなろうかと思います。
(注)
[size=12]プロファイルの使い回しには注意してください。
45.0 から 46.0 はそれほど大がかりな追加・変更はなかったので、既存のプロファイルを使い回しても大過はないとは思いますが、一般的にバージョンを後戻りさせる場合は、古いバージョン用の新しいプロファイルを追加して、既存プロファイルから必要なデータ(ブックマークやパスワード情報など)だけをコピーしたほうが安全です。
しばらく ERS チャンネルで使い続けたあと、通常のリリースチャンネルに移る場合も、変更が大きくなることに注意してください。[/size]
opacity 指定された要素が印刷されないのはバグだと思うので、その修正は期待したいところですが、いますぐ印刷結果を得たいのなら、次のような手段を試してみてはいかがでしょうか。
アドオンの中には、表示中の Web ページ全体のスクリーンショットを取得したり、PDF ファイルとしてエクスポートしてくれるものがあります。
こうしたアドオンを使い、通常の印刷プロセスを経ない手段で Web ページ全体をビジュアルとして取得・出力し、それを元に印刷をおこなってみる方法です。一手間かかってしまいますが、当該 Web ページの印刷結果を得ることが目的なら、緊急避難的には使えるかもしれません。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。