※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Firefox / Thunderbird のバージョンといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。横から失礼します。
初.心者 さんが書きました:
Program Filesやabout:configをいじるなど何らかの方法はないでしょうか?
普通にFirefoxを起動して、パスワードマネージャを開いて、マウスとキーボードでも何か工夫をすればできそうな気がするのですが、よくわかりません。
ご利用の環境条件などが明記されていませんが、現時点で最新バージョンの Firefox 44.0.x 系をお使いなら、特別な設定をしなくても「ユーザ名」と「パスワード」の編集は可能です。[サイト] の URL の編集はできません。
オプション設定の [セキュリティ] -> [ログイン情報] -> [保存されているログイン情報] から開く [保存されたログイン情報] 画面において、表示される一覧の中から目的の行を選択し、右クリックから [ユーザ名を編集] または [パスワードを編集] のメニューが使えます。
ただし、パスワードについては、右下にある [パスワードを表示する] を実行してパスワードを表示させてからでないと編集できません。
(注)
現役の ESR 38.x 系では「編集」はできませんが、[ユーザ名をコピー] と [パスワードをコピー] は使えます。
(補足)
パーソナルコンピューターやインターネットをめぐる標準的な環境条件の変遷にともなって、セキュリティ上の対処方法も変わっています。これからも変わっていくでしょう。
パソコン1台を複数人で共有するのが一般的だった時代から、1人1台の時代へ、さらに1人で複数台を使うというように利用環境の標準的なあり様が変わってきたことが、パスワードマネージャーの機能にも影響していると思います。
上記のようなパスワードの編集機能が追加されているのは、デバイス1台を特定の1人が専有するという前提だと思います。共有環境では逆に "警戒しておくべき機能" になる場合もあるでしょう。
逆にいえば、標準でこのような機能を使えるということは、"自分専用のデバイスを他人が自由に使えるような状態" を許してしまった時点で、ほとんどのセキュリティ対策が意味をなさなくなるのでしょうね。
初.心者 さんが書きました:
ネットサーフィン用のパソコンより、セキュリティレベルを高めているネットバンキング用のパソコンには、「Windows標準のアプリとアドオンなしのFirefoxだけ」というように、できるだけ余計なアプリはインストールしたくないと思っています。
十分ご承知のこととは思いますが念のため...。
便利だからと見境なくあれこれのソフトウェアやアドオンを導入する行為が、セキュリティ上のリスクを高めることは否定できません。
しかし、OS の標準状態や OS が推奨するアプリケーションだけを使っていれば、セキュリティ強度が高くなるわけでもありません。
Windows 標準のアプリや素の状態の Firefox だけでは防ぎきれない脅威に対処するため、専用の(あるいは特定の脅威に特化した)セキュリティ対策ソフトを導入したり、対策用のアドオンを追加したりしているユーザーさんも多いと思います。
セキュリティに対して原則的な姿勢を堅持することは大切ですが、現に起こっている/知られている脅威に対しては、自分の環境条件で効果的な働きを期待できる方策を柔軟に使いこなすことも大切だと思います。「Windows標準のアプリとアドオンなしのFirefoxだけ」といった特定の方向性にこだわるあまり、実効性のある対策を除外してしまっては、セキュリティレベルを低下させることにもなりかねませんから。
まあ一筋縄ではいかない問題なので、ぼくらのような一介のエンドユーザーにとっては難しいことですが......。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
[color=blue]※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Firefox / Thunderbird のバージョンといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。[/color]
横から失礼します。
[quote="初.心者"]Program Filesやabout:configをいじるなど何らかの方法はないでしょうか?
普通にFirefoxを起動して、パスワードマネージャを開いて、マウスとキーボードでも何か工夫をすればできそうな気がするのですが、よくわかりません。[/quote]
ご利用の環境条件などが明記されていませんが、現時点で最新バージョンの Firefox 44.0.x 系をお使いなら、特別な設定をしなくても「ユーザ名」と「パスワード」の編集は可能です。[サイト] の URL の編集はできません。
オプション設定の [セキュリティ] -> [ログイン情報] -> [保存されているログイン情報] から開く [保存されたログイン情報] 画面において、表示される一覧の中から目的の行を選択し、右クリックから [ユーザ名を編集] または [パスワードを編集] のメニューが使えます。
ただし、パスワードについては、右下にある [パスワードを表示する] を実行してパスワードを表示させてからでないと編集できません。
(注)
現役の ESR 38.x 系では「編集」はできませんが、[ユーザ名をコピー] と [パスワードをコピー] は使えます。
(補足)
パーソナルコンピューターやインターネットをめぐる標準的な環境条件の変遷にともなって、セキュリティ上の対処方法も変わっています。これからも変わっていくでしょう。
パソコン1台を複数人で共有するのが一般的だった時代から、1人1台の時代へ、さらに1人で複数台を使うというように利用環境の標準的なあり様が変わってきたことが、パスワードマネージャーの機能にも影響していると思います。
上記のようなパスワードの編集機能が追加されているのは、デバイス1台を特定の1人が専有するという前提だと思います。共有環境では逆に "警戒しておくべき機能" になる場合もあるでしょう。
逆にいえば、標準でこのような機能を使えるということは、"自分専用のデバイスを他人が自由に使えるような状態" を許してしまった時点で、ほとんどのセキュリティ対策が意味をなさなくなるのでしょうね。
[quote="初.心者"]ネットサーフィン用のパソコンより、セキュリティレベルを高めているネットバンキング用のパソコンには、「Windows標準のアプリとアドオンなしのFirefoxだけ」というように、できるだけ余計なアプリはインストールしたくないと思っています。[/quote]
十分ご承知のこととは思いますが念のため...。
便利だからと見境なくあれこれのソフトウェアやアドオンを導入する行為が、セキュリティ上のリスクを高めることは否定できません。
しかし、OS の標準状態や OS が推奨するアプリケーションだけを使っていれば、セキュリティ強度が高くなるわけでもありません。
Windows 標準のアプリや素の状態の Firefox だけでは防ぎきれない脅威に対処するため、専用の(あるいは特定の脅威に特化した)セキュリティ対策ソフトを導入したり、対策用のアドオンを追加したりしているユーザーさんも多いと思います。
セキュリティに対して原則的な姿勢を堅持することは大切ですが、現に起こっている/知られている脅威に対しては、自分の環境条件で効果的な働きを期待できる方策を柔軟に使いこなすことも大切だと思います。「Windows標準のアプリとアドオンなしのFirefoxだけ」といった特定の方向性にこだわるあまり、実効性のある対策を除外してしまっては、セキュリティレベルを低下させることにもなりかねませんから。
まあ一筋縄ではいかない問題なので、ぼくらのような一介のエンドユーザーにとっては難しいことですが......。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。