遅ればせですが、横から失礼します。
SAP さんが書きました:
このAcrobatReaderで見るという設定をデフォルトのプロファイル(Windowsの最初のログイン時に読み込まれるプロファイル)に設定
または、既存のユーザのプロファイルに設定したいのですが、そのような設定は可能でしょうか?
SAP さんが書きました:
パソコンにログインするユーザが固定ではないため、都度変更作業をユーザに行ってもらわなくてはなりません。
それではユーザに負担になるため、Windowsログオン時にプロファイルが作成されますが、そのプロファイルに設定を適用する方法を
知りたかったのです。
「Windowsの最初のログイン時に読み込まれるプロファイル」「Windowsログオン時にプロファイルが作成されますが」とおっしゃっている意味がよくわかりません。
「プロファイル」とおっしゃっているのが、Firefox のプロファイルのことを指しておられるなら、プロファイルはユーザーが Firefox を使用する一番最初に生成され、以後は Firefox の起動時にそれが読み込まれ、使用状況に応じて内容が追加・変更されていきます。
しかし、Windows へのログオン時に、読み込まれる(何に?)とか、作成される(どこに?)といった話は、聞いたことがありません。何か特殊な環境条件の下で運用されているのでしょうか? あるいは、法人における Firefox の集中管理機能などを適用されている環境でのお話でしょうか?
ご承知かと思いますが、標準的には Firefox のプロファイルは、
C:\Users\<UserAccount>\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default
のうち [xxxxxxxx.default] フォルダとその内容物の総称です。
(参考 -- プロファイルマネージャから新しいプロファイルを作るとき、default 以外の任意の名称にできます。)
ごく一般的にみれば、Firefox がインストールされている 1 台の PC を複数人で共有してして、各ユーザーがそれぞれのユーザーアカウントで Windows にログオンする場合、個々のアカウント <UserAccount> ごとに Firefox のプロファイル [xxxxxxxx.default] があります。(「既存のユーザのプロファイルに設定したい」とおっしゃっているものが、それに相当するのかと想像するのですが...。)
あるいは、ひとつのアカウント <UserAccount> に、Firefox の複数のプロファイル [xxxxxxxx.default] ~ [zzzzzzzz.default] を設けることもできます。
いずれのケースであれ、複数のプロファイルが存在しても、それらは相互に独立したものであり、上下関係はありません。これらプロファイルの中からどれを常用するかは各ユーザーに依存し、各ユーザーごとのデフォルトは存在しても、全ユーザーを包括してデフォルトと呼べるようなプロファイルは通常ありません。
それとも、Windows に複数のユーザーアカウントがあり、PC 起動時に既定のアカウントに自動ログオンするといった設定が施してある条件下で、その既定アカウントに存在する Firefox のプロファイルのことを「デフォルトのプロファイル」と表現されているのでしょうか?(Firefox がスタートアップ登録されているなら、Windows の起動に合わせて Firefox も起動され、その段階でプロファイルが Firefox に読み込まれますし......。)
ひとつのユーザーアカウントに複数の Firefox のプロファイルがあり、そのうちプロファイルマネージャで [今後このプロファイルを使用する] に指定されているものを「デフォルトのプロファイル」と表現されているのでしょうか?
単に xxxxxxxx.default のプロファイル名からデフォルトと呼称されているのでしょうか?
どうもこのあたりの運用条件がよくわかりませんが、わからないなりに、そのような条件がどうであれ Firefox 自体の PDF ファイルに関する設定と動作について書きます。
SAP さんが書きました:
こちらはFirefoxのツール→オプション→プログラム→PDFをAcrobat Readerに変更することで解決はしました。
この動作定義を保管しているファイルは、プロファイル直下にある mimeTypes.rdf です。
Firefox で何らかの Web アプリを使っていてのお話なら、webapps.json あたりが関係してくるのかもしれませんが、そうでないなら本件に webapps.json は無関係だと思います。
PDF の取り扱いに関する Firefox の初期値は、Firefox 内蔵の PDF ビューアを使う設定になっています。これは、about:config から設定内容をコントロールできます。
pdfjs.disabled
初期値は false で内蔵ビューアが有効になっています。
この設定値を true に変更すると、Firefox 内蔵の PDF ビューアは無効化されます。
[オプション] -> [プログラム] にある PDF ファイルに対する動作に [Firefox でプレビュー表示] はなくなり、Adobe Reader がシステムに正しくインストールされていて、Firefox がそのプラグインを正しく認識している下では、[Adobe Reader を使用(標準設定)] になると思います。
(新規プロファイルではこうなるはずですが、これまで各ユーザーが使ってきた個々のプロファイルでは、ファイルタイプに対する動作指定がユーザーの行動によって異なる内容になっていることが考えられますから、初回の PDF ファイル表示時に動作選択を求められるケースがあるかもしれません。)
(1)user_pref("pdfjs.disabled", true); ― 内蔵ビューア無効 ―を指定した user.js
(2)PDF ファイルに対する動作 ― Adobe Reader を使う ― を指定した mimeTypes.rdf
―― この2つを、各ユーザーのプロファイルに上書きすれば、この条件を既定値にした設定を反映させることは可能だと思います。
以上、Firefox で PDF ファイルを扱う場合の一般的な設定について述べました。
ぼくの理解力不足からか、ご利用の運用条件がいまひとつ判然としないため、ご希望とは程遠い話になっていたら申し訳ありません。
別途対策済みのようですからいまさら遅いかもしれませんが、何かの足し、あるいは今後の参考にでもしていただければと思います。