直接的な解決策を知っているわけではありませんが、リプライがないようなので......。
NoAddon さんが書きました:
アドオンマネージャーからアドオンの「NoScript」が正常に更新できなかったため、削除後、「Add-ons」から再インストールしようとしたところ、「Firefox は必要なファイルが変更できなかったため、NoScript をインストールできませんでした。」とダイアログが出て、インストールできなくなりました。その後、他のアドオンのインストールを試みると、同様の現象が発生するようになりました。
アドオンの自動更新はネットワーク経由でのインストールになりますが、「「NoScript」が正常に更新できなかった」ときは、何かのエラーメッセージがでましたか? 「「Firefox は必要なファイルが変更できなかったため、~ 云々」のエラーが出ていたのでしょうか?
アドオンのインストールを開始したあと、どういうタイミングでエラーメッセージが出ますか?
「削除後、「Add-ons」から再インストールしようとしたところ」とおっしゃっているのは、やはりネットワーク経由のインストールですか?
XPI ファイル(例:noscript_security_suite-x.x.x.x-fx+sm+fn.xpi など)をローカルにダウンロードし、アドオンマネージャの [ファイルからアドオンをインストール] を実行されたのでしょうか?
NoAddon さんが書きました:
・セキュリティーソフトの停止
・使用中のプロファイルとFirefoxを削除後、Firefoxを入れ直し、新しいプロファイルからアドオンをインストール
上記を試しましたが、失敗に終わりました。
新規プロファイルでも同じエラーメッセージが出て、アドオンをインストールできないということですよね。
一般的には、次の公式サポート記事にあるような事例が多いようです。
(参考)
・アドオンがインストールできない
https://support.mozilla.org/ja/kb/unabl ... extensions対象となるアドオンの互換性やブロックリスト掲載などに問題がないことは明らかで、新しいプロファイルで試してもアドオンをインストールできないのなら、Firefox 側に原因があるとはちょっと考えにくくなります。
で、心当たりがあるとしたら、システムのテンポラリ領域(Temporary / Temp)の問題でしょうか。
Firefox に限りませんが、アーカイブを展開したりシステムに何かをインストールしたりするようなとき、一時的な作業場としてシステムのテンポラリ領域が使われます。ネット経由でダウンロードしたデータを直に実行してインストール作業をおこなうような場合も同様です。
何かの事情で、このテンポラリに障害が起こっていると、アドオンのインストールに失敗するケースがあるのかもしれません。
とくに、最初に更新に失敗した NpScript の残骸が残っていたりして、その後にインストールし直そうとしても、破損した残骸を読み込んでしまいエラーが出る ―― といったことも、可能性としては否定できないと思います。
もしまだやっておられないなら、一度システムのテンポラリ領域の状態を点検なさってはいかがでしょうか。
Windows XP なら、%USERPROFILE%\Local Settings\Temp や C:\WINDOWS\Temp が一般的ですが、具体的にはそのシステムの環境変数で定義された場所がそれに当たります。
基本的に、テンポラリ領域は一時的なデータしか置かれません。もし、たくさんのファイルやフォルダがあるなら、すべて削除してかまいません。
その時点でテンポラリで使われているデータは削除できません。削除できない旨のメッセージが出たファイルは残しておけばいいのですが、不用意なトラブルを避けるため、終了できるプログラムはできるだけ終了させてから削除作業をしたほうが安全です。
何かのインストールや更新をおこない、システムの再起動を促されているのを保留していると、再起動時に実行してインストールや更新を完了するためのデータがテンポラリに残っている場合もあります。タイミング的にはまれなケースですが、テンポラリ内のデータを削除するときは、そのあたりにも注意しておくといっそう安心です。
NoAddon さんが書きました:
つい最近までアドオンの更新も問題なくできていましたし、何かOS(WindowsXP)やソフトの設定を変更した憶えはないのですが、NoScriptをうまく更新できなかったことや、最近、Firefoxが24.0にバージョンアップしたことと関係があるのか、困惑しています。
NoScript の更新に失敗してプロファイル等に障害が起こったのか、Firefox のアップグレードの際にプロファイル等に障害が発生したため NoScript の更新に失敗したのか、順序はわかりませんが、ユーザーの自覚できないところで問題が起こっているから、"できるはずのことができない" 状態になっているのだと思われます。
近年の OS とソフトウェアはかなりの部分が自動化されていて、Firefox も例外ではありません。そのつど意識的に目を配る必要がない分、ユーザーの負担が減っている点はメリットといえますが、いったん問題が起こったときは、どこをどうすればいいのか手がかりを得にくいというデメリットもあります。
ユーザーが意識的に OS やアプリの設定を変更していなくても、何かのソフトウェアをインストールしたときやバックグラウンドで働くプログラムによって自動的に変更されてしまう場合もありますし、これまでに蓄積された内部的な矛盾や破損データなどの潜在的な要因が、更新などの動作を引き金に顕在化することもあります。
Firefox などのトラブルシューティングでも、基本的な点検作業を着実に実行していくのが、結局は一番確かな方法のようですから、面倒でもひとつずつ点検を進めてみてください。
とりあえず以上です。的外れな話だったらすみません。