■初投稿で長文の質問で申し訳ありませんが、皆様のお知恵を拝借したく
　投稿させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
　（過去の投稿も確認したつもりです。）

■利用環境
　利用ver
　　・Thunderbird 2.0.0.12
　利用アドオン
　　・Check and Send 0.8.10　　　　
　　・Quicktext 0.9.9.9
　　・Signature Switch 1.6.1
　利用OS
　　・Windows Vista Business
　利用機種
　　・Let'snote-Y7
　アンチウィルスソフト
　　・ウィルスバスター Corp
　参考情報
　　・Eudora6.2Jからデータのインポートをしています。
　　・Securedocという暗号化ソフトを導入しています。

■相談
　受信トレイに本来300件あるはず（画面右下の合計欄で確認）なのですが、
　そのうち20件しか、本文が表示されません。右上ペインの件名・送信者等の
　情報は残っています。消えたら消えたであきらめるのですが、
　なぜ消えたのか、今後は何で防げるのか（バックアップではなく、根本的な解決策）
　を知りたいので、よろしくお願いいたします。

■所作
　1．前日に受信ボタンを押すと「メールボックスにメールを書き込めませんでした。」
　　　ファイルシステムに書き込み権限があるか、ディスクに十分な空き容量があるか
　　　確認してください』とのアラートを表示して受信できなくなる。
　　　※ディスク容量は数GBありました。

　2．受信トレイを右クリックして「最適化」を実施することで、メールの受信はなぜか
　　　できるようになりました。

　3.直後より受信ボックスの最初と最後の20件を除き、本文が表示されなくなりました。
　　※このときはまだ合計欄は300件と表示　

　4.セーフモードでThunedrbirdを起動しましたが、変化なし。

　5.通常起動後、inboxデータおよびinboxのmsfファイルをバックアップした後、
　　 インデックスの再構築を実施したところ、合計欄が20件になり、
　　　右上ペインの件名・送信者等の表示も消え、完全にロストしました。

　6.いったん終了し、バックアップデータからinbox及びinboxのmsfファイルを
　　復旧後、終了させ、msfファイルのみはずしてから再起動させましたが、
　　5と同じように完全にロストしました。

　7.3と5と6の時点のinboxデータのファイルサイズを比較しても200MBと変化なし。
　　
　8.3の時点のinboxデータをFireFox3.0に放り込んで中身を確認したところ、
　　見た目は20件分しかなさそうでした。メールの本文＋添付と思しきバイナリ部分と
　　件名を比較して確認してますが、詳しくないので誤りかもしれません。

　9.20件になった本文の添付ファイルの総サイズを確認したところ5.8MBであり、
　　200MBとの差がわかりません。

　10.前日のアラートが出た日はにウィルスバスターの全文検索が走っていたため、
　　疑ってみましたが、ウィルス感染はありません。
　　検索中に受信するとメールボックスが破損するということはあるのでしょうか？

　　
　　皆様、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

それが起こったときに、どのような処理が行われていたのかは、今となってはわかりません。
それと同じことを再現できる状況を作れるようにならないことには、理由も対策もわからないと思います。


サイズが小さくなる理由は、最適化が行われたか、あるいは、例えばファイルシステムが壊れている等の環境要因くらいしか思いつきません。
自動でフォルダの最適化をする設定にしているのでしょうか？
もしそうであれば、最適化をしないようにした上で、200MB のファイルをプロファイルにコピーして、索引の再構築してみて下さい。

最適化が行われると、何らかの理由で一時的に見えなくなっているようなメールが、完全に削除されてしまいます。

あ様

回答ありがとうございます。


わかりました。バックアップをとりつつ、再度現象がおきるのをまちます。



自動最適化の設定はしていません。
補足しますと、
メール本文が見えなくなった時点のinboxのファイルサイズは200MBで、
索引の再構築を行ったあとのinboxのファイルサイズは200MBです。
添付のサイズ5.8MBというのは、300件から20件にロストしたときの
生きている添付ファイルをメールから取り出してファイルサイズを合計したところ
5.8MBになっています。




私も、最適化によって自分でとどめを刺したのではないかと考えています。
Inboxのデータが壊れるケースはどのような場合があるかを教えていただけると
幸いです。

取り急ぎ返信させていただきます。よろしくお願いいたします。

どのような場合があるのかを知りたいのではなく、あなたにとって起こる場合を知りたいのではないでしょうか？
その壊れたという中身を見れば、どう壊れたのかがわかるかもしれません。
Thunderbird 上からは見えなくなったメッセージは、Inbox 内には入っていないのですか？それとも、入っているのに見えないのですか？

あ様　Cc:皆様

返信ありがとうございます。



もちろん私にとって起こる場合を知りたいのですが、もし他にInboxのデータが壊れるケースがあるのであれば、自分のデータが壊れるケースの理由を推測する根拠（Vistaのせいなのか、Thundebirdの問題なのか、それともウィルスバスターやSeucureDocのようなソフトが影響しているのか）になると思い、お聞きした次第です。

また、Inboxデータの壊れかたですが、大量のnull（0）が連続しています。見えなくなったメールデータは残っていません・・・。

その null (0) が連続しているところと正しいところの境界は、ファイルの先頭から数えて何バイトめですか？
例えば、512 の倍数とか、2 進数的にキリのいいところだったりはしませんか？
ディスクがおかしいとか、ファイルシステムがおかしいとかで飛ぶと、そうなりがちです。

あ様　Cc:皆様

返信遅れまして大変申し訳ありません。




すいませんこのあたりは素人ですので、詳しい人に聞いたために返信に時間がかかりました。
null (0) が連続しているところと正しいところの境界に規則性（128、256、512の倍数とか）は見つかりませんでした。
ということはファイルシステムののバグではなく、ハードウェアあるいはアプリ側に問題が
あるということなのですね？
となるとSecuredocやウィルスバスターかLet'snoteの機種固有の問題ですか。


返信が遅れている間に、以下のような情報がマイクロソフトより公開されていました。
KB952709：http://support.microsoft.com/?kbid=952709
VistaSP1下でWindowsメールやThunderbirdのメモリ上（？）のデータがクラッシュする場合がありますと記載されています。
そのパッチをあててみましたが、再度消失が発生しました。
私の場合は効きませんでしたが、他にVistaSP1でThunderbirdのメールが消失する場合には
有効かもしれません。

あーそういえば、暗号化ソフトが入っているのでしたね。
すいません、そうだとすると、ディスクに書かれているものがそのまま見えているわけではなくて、復号した後の状態を見ていることになります。
しかし、ゼロクリアの境界が…とかは、そうではなくて生の状態で確認しないといけないですが、それを確認する手段はたぶんないのでそういった確認は無理でした。

また消失したということですが、また 0 の連続ですか？

あ様　Cc:皆様

原因究明におつきあいくださり、ありがとうございます。



確認しましたが、やはり0のオンパレードです。


ちなみに、シャドーコピーからメールボックスを復元して壊れて消えたメールデータを
メールサーバから再度読み込むと同じPCから今度は正しく読み込めます。

ということは何か壊れるきっかけ・瞬間があると思うですが、メール以外のアプリで
データが壊れたことはありません。OSや暗号化ソフトが原因であるのならば、別のアプリでも
データが破損するはずですよね？
Thunderbird自身の問題でメールボックスを壊すことというのはありえるのでしょうか？

ないとは言い切れませんが、そんなに頻繁にゼロクリアを起こすようなバグがあるのであればもっと大きく騒がれているでしょうから、考えにくいです。

それが起こるとき、最適化はしていないのですよね？
最適化のときであれば、メールボックス全体を書き直すので、仮にバグがあれば大部分が消失するようなことが起こってもおかしくはありません。
逆に、最適化していないときであれば、メールボックスの大部分に書き込むような動作は本来ないはずですから、Thunderbird のバグで起こるとは考えにくいのですが…

メールボックスの大部分がゼロになったときでも、メッセージの一覧にはまだ一覧が残っていますよね？
そこで、「サイズ」と「受信順」を表示させた場合、妥当な表示になっていますか？(起こる前に見ておいて、起こった後でも同じようになっているか)
本来は、要約ファイルを使用して、メールボックス中の該当部分だけにアクセスするはずなのですが、その情報が壊れていると広範囲にアクセスしてしまうようなことが起こりえます。
要約ファイルが壊れていれば、「サイズ」「受信順」がおかしくなります。

あ様　Cc:皆様


最適化はしていません。（最適化をしなくても本文が消えました）


こちらにつきましては、消える前にメッセージ一覧のソート変更をしたことがないので、答えられないのですが、消えた後でもメッセージ一覧のソートは変更でき、見た目は正しく変更されています。

このフォーラムでもよく書かれている、msfファイルが壊れていて見えなくなるということではない模様です。
ちなみに、msfファイルの再構築、新規作成をしますと、メールボックスのnull(0)の部分がきれいにクリアされます。（あたりまえか・・・）。


ということは、Thunderbirdのプロセスの前（？）、サーバからメモリにメールが読み込まれた時点（？）でデータが破損していたというのであればつじつまがあうような気がするのですが、そうするとOS側に問題があるということですか？　だとするとこれ以上の原因究明は難しいのでしょうか・・・。

はずしているかもしれませんが、ご参考まで。


ウイルスバスターと SecureDoc の組み合わせではありませんが、Symantec AntiVirus Corporate Edition のリアルタイムスキャンと秘文のリアルタイム暗号・復号化の組み合わせで、何度かファイルが壊れるという問題がありました。

Symantec - Technical Support Knowledge Base:
データ暗号化プログラムとの互換性に関して


ウイルススキャンや暗号化の対象が、特定のフォルダや特定の（拡張子の）ファイルに限定されていて、たまたま被害にあわない／気が付かないということもあります。
上記の問題があった時も、Becky!ユーザーはすぐに被害にあって騒いでいましたが、私はそのおかげで(?)被害にあわずに済みました。

緑の狸様　Cc:皆様




情報ありがとうございます。
トレンドマイクロ社に聞いても、Securedocの会社に聞いてもメールが消える事例はないと言われていたのですが、
組み合わせの相性により問題となる可能性があるわけですね。

明後日、Securedocの有無、ウィルスバスターの有無で再現テストを行ってみるつもりですので、
何かしら結果が出ましたら報告させていただいます。