当方、HTML メールはほとんど利用しないため、理屈の上の話になりますが、気がついた点をコメントさせていただきます。
まず、いくつかの疑問点です。
・メッセージの送受信は問題なくできていると考えていいのですね?
・受信した HTML メッセージに含まれる画像でも、添付されてきた画像は表示でき、リモート画像だけが表示できないということですか?
・Thunderbird を
セーフモード で起動するとどうなりますか?
――このあたりの結果によっては、着眼点も変わってくるかと思われますが、リモート画像だけが表示できないという話であれば、さしあたって Thunderbird の http プロトコルによる通信がブロックされている可能性が考えられます。
例えば、想定されるシナリオとしては次のようなことでしょうか。
お使いのセキュリティ対策ソフトで、特定のアプリケーションの通信をプロトコルごとに許可を与えているような場合、Thunderbird に対する標準状態では POP / IMAP / SMTP の許可は与えているが、http や htpps はユーザーによる任意設定になっていて、これまでは許可されていたが、アップグレード後の Thunderbird に対するセキュリティ対策ソフトの設定が初期化されてしまったケースです。
その結果、Thunderbird での http や htpps の通信が遮断され、リモート画像が読み込めないといったことが考えられるかもしれません。
着物屋 さんが書きました:
プライバシー設定にかかる「画像を表示する」ボタンも表示されていないので、表示させる方法がわからずにおります。
それは下記のことでしょうか?
・
画像とスクリプトのブロックいったんリモートコンテンツ(画像)の表示許可を与えたメッセージは、次回以降はブロックした旨の表示はおこなわれず、直にリモート画像を読みにいくはずです。(キャッシュが残っていれば、キャッシュを読み込むと思いますが...。)
しかし、上記の仮説のような問題が起こっていたらリモート画像を読み込めないため、画像のプレースホルダだけが表示され、画像そのものは表示されないといったことは起こりえると思います。
(補足)
リモートコンテンツの表示に許可を与えた情報は、そのメッセージを含むフォルダの *.msf に記録されるようです。
着物屋 さんが書きました:
TBをバージョンアップした際に、Kaspersky Anti-Spam Extension for Thunderbird 3.1.xがTB6.0.2と互換性がないということで、無効となっているようですが、それと関連は考えられますでしょうか?
関連している可能性は考えられますが、ぼくは Kaspersky を使っていないので具体的なことはわかりません。
またこの場合、もし問題があるとしたら Kaspersky のほうだと思われます。
Thunderbird の標準状態ではご質問のような動作は起こりませんので、Kaspersky Anti-Spam Extension for Thunderbird 3.1.x が関与していたときと、それが無効になったときに、Thunderbird に対して Kaspersky Anti-Spam Extension for Thunderbird 3.1.x がどのような変更を加えていたかに依存していると考えられるからです。
― 可能なら、Kaspersky Anti-Spam Extension for Thunderbird 3.1.x をThunderbird から削除してください。
| 無効なアドオンを入れておくのは百害あって一利なしですから...。
| 新しいバージョンの Thunderbird への対応は Kaspersky にお問い合わせください。
― Kaspersky 本体の設定(とくに Thunderbird に対する)を見直してみてください。
とりあえず思い当たる点だけです。的外れだったらすみません。