いんこ さんが書きました:
送信サーバーを複数設定維持しておかないと、たとえば、AというメールアドレスでBという送信サーバーを使う場合、相手方にはAという差出人ではなくBという差出人でくるのではないのですか?また、そのまま返信するとAではなく、Bのアドレスに送信されてしまうのではないのですか?
いんこ さんが書きました:
1.Thunderbird3.1 Windows7の場合に於いて
以上の疑問にどなたか回答をお願いします。
原則論としていえば、ご懸念のようなことは起こりません。
なぜなら、差出人のメールアドレスを指定するのは MUA(いわゆるメールソフト)の役割であり、送信(SMTP)サーバーには依存しないからです。Thunderbird に限らずどんな MUA を使っても共通です。
例えば、
差出人のメールアドレス(From)として sample1@aaa.com を指定し、smtp.aaa.com という SMTP サーバーを使ってメールを送り出せば、受取人には From : sample1@aaa.com のメールが届きます。
そして受取人がこれに返信すれば、sample1@aaa.com 宛に返信されます。
同様に、
差出人のメールアドレス(From)として sample2@bbb.net を指定し、smtp.aaa.com という SMTP サーバーを使ってメールを送り出しても、受取人には From : sample2@bbb.net のメールが届きます。
そして受取人がこれに返信すれば、sample2@bbb.net 宛に返信されます。
smtp.aaa.com の SMTP サーバーが介入して From のアドレスを勝手に変更することはありません。
ただし、現実的には注意すべき点があります。
迷惑メール対策などのため、特定の SMTP サーバーは特定のメールアドレス(From)からのメールしか送信できないケースがあります。
上記の例でいえば、もし smtp.aaa.com の SMTP サーバーがそのような対策を取っていた場合、
From : sample1@aaa.com のメールは受け付けられ、送信がおこなわれるが、
From : sample2@bbb.net のメールは送信を拒否される、
といったことが起こりえます。
こうしたことは、SMTP サーバーを運営するプロバイダなどによって条件が異なります。それが普通という意味での「仕様」ではなく、特定の問題への「対策」としておこなわれていることだと考えてください。
いんこ さんが書きました:
2.3.1になってから送信タイムアウトが頻発します。3.1の設定ですと
http://forum.mozilla.gr.jp/cbbs.cgi?mod ... &&KLOG=240こちらに書いてある
引用:
ツール→オプション→詳細→ネットワークとディスク領域の「接続のタイムアウト時間」を長くしてみてください。改善されることがあります。
設定が見つかりません。受信タイムアウトの設定はabout:configで見つかりましたが、
送信タイムアウトは見つけられません。
設定を変更する方法をお願いします。
引用されている もじら組フォーラム の記述は、Thunderbird 2.0 系の話です。
この設定項目「接続のタイムアウト時間」の実体は、about:config の mailnews.tcptimeout のことです。おおまかにいえば送信・受信を問わずサーバーとの通信接続を維持する時間だと考えればいいでしょう。
Thunderbird 3.0 系からはこの設定がオプション画面から削除されましたが、about:config から mailnews.tcptimeout の値を変更することは可能です。
しかし、
Thunderbird 2.0 系における mailnews.tcptimeout の初期値は 60(秒)でしたが、Thunderbird 3.0 系以降では 100(秒)に変更されていて、2.0 系より長めなっていることに注意してください。
したがって、
いんこ さんが書きました:
2.3.1になってから送信タイムアウトが頻発します。
の原因が、mailnews.tcptimeout がらみではない場合、この値をこれ以上大きくしても効果は期待できないかもしれません。
このフォーラムの過去記事を検索すると、次のような事例もあるようです。
どちらも添付ファイルがらみですが、もし未見でしたら一度ご覧になってみてください。
・
Thunderbird3.0で添付ファイルを送信すると…
・
[解決済み] 添付ファイルを送信するとタイムアウトになって送信できません
以上です。的外れなことをいってたらすみません。